2016年9月24日土曜日



山梨県北杜市の美術館、


薮内正幸美術館平山郁夫シルクロード美術館に行ってきたときの

おひるごはんのことも一緒にご紹介したいと思います。




この日は中央道で飛び石が愛車にあたって、

フロントガラスに40センチほどのひびが入り、

このままでは愛車がオープンカーになってしまうとビビりながら

北杜市長坂のカフェ、光環(コロナ)にきました。





駐車場は二台ほどのスペースがありました。

かわいらしい雰囲気のお店です。





メニューが豊富で、私はメニュー決めるのが早いほうですが、少し悩みました。




私が選んだのは、タコライス(確か1080円)。


野菜たっぷりでタコミートの味もおいしかった。

別添えでピリ辛のソースも結局全部かけましたがいい感じでした。



こういうごはんスポットのレポートあんまり得意じゃないですが、

いいお店でしたよ~。











しまりす屋はこちらから。


2016年9月18日日曜日



山梨県の北杜市で以前から存在は知っていて、

とても気になっていた美術館「平山郁夫シルクロード美術館」に行ってきました。




薮内正幸美術館に行ったあと、

そうだ!平山郁夫も見に行くしかない!と、思って行ってきました。



最近、静岡県の伊豆半島に二か月に一回ペースくらい言っているのですが、

この日は朝早くに下田市を出発し、伊豆半島を抜け、御殿場を通って

しばらくして中央道をひたすら走ることが増えました。



ユーミンの中央フリーウェイって、曲が好きなんですが、

♫中央フリーウェイ、山に向かっていけば


と、歌っていますが、山梨長野方面を山ってざっくりまとめられたなって思ってます。



きっと、ちょうどこの曲のドライブで目指していた先は清里あたりなのではないか
(清里ブーム的な)

とぼんやり考えながら走っていたのですが、


今回は清里には行ってきませんでした。




オチのない話をしてすみません。





さて、平山郁夫シルクロード美術館ですが、

道を進んでいくと、通りの名前が「平山郁夫ロード」なことにびっくり。



観光のバスなどもやってきていて、観光スポット!といった雰囲気です。


平山郁夫シルクロード美術館外観
平山郁夫シルクロード美術館の入口

入ってすぐ仏像などシルクロード文化の美術品を展示していました。



平山氏は文化財保護などにも大きく貢献した人物です。


そういった文化財保護の重要性のパネルを読みながら、

映画で「ミケランジェロプロジェクト」を見た後に書いたことをちょっと思い出していました。




この展示室で見ることができたのですが、

菩薩交脚像

このチケットの菩薩像、イケメン過ぎませんか?

ちょっと驚きました。



さて、進んでいくと今回の展示は

「平山郁夫道遥か展」をしていたのですが、

平山郁夫のシルクロードの絵を描くようになるまでの半生を手記と作品を交えて

展示した内容になっています。





平山郁夫のシルクロードや自然を描いた作品を見たことがあったし、

知っていたつもりでしたが、どのようにして絵を描くようになったか

この展示で知ることができてよかったです。


ご自身の言葉で語られているのですごく面白かったです。


全然知らなかったのですが、広島出身で、

被爆体験をされた方であることを知りませんでした。


30代の結婚して精力的に制作を行いたいときに被爆の後遺症が現れたということも語られていました。


そのなかで、これで最後になるかもしれないという覚悟を持ちながらシルクロードの

取材を行うようになったということに驚きました。



それ以降毎年のようにシルクロードの道のりを訪れては取材を重ねたのは、

こんな言葉でしか言えないですが、すごい人だなと本当に思いました。


部屋全体に飾られたシルクロード作品
大シルクロードシリーズ

二階の展示室は大きな空間に大型のシルクロードの作品を惜しみなく展示しています。


平山氏の言葉の中に

オランジュリー美術館のモネの連作にヒントを得たとあったのですが、


物語を感じさせる展示空間でした。



ちょうど、展示室を独占しながらゆっくり見ることができてラッキーでした。


ゆっくり過ごすこともできて、たっぷりと展示スペースのある美術館です。








しまりす屋はこちらから。


2016年9月15日木曜日



かなり前になってしまいますが、

諏訪市の原田泰治美術館に行ったあとに伊東近代美術館にも行ってきました。



近代の日本画が好きなのでまさに!

と思って行くことに。



諏訪市は諏訪湖畔にたくさん有名な美術館があるので

それも魅力ですが、この伊東近代美術館は下諏訪駅近くにあります。

美術館入口

入館料は800円。


驚いたのが、蔵めぐりをしている人は割引で500円だそうです。

(五月ごろの情報なので、調べてから行ってくださいね!)


すごいですね。


下諏訪駅周辺は酒蔵が多く、以前真澄の酒蔵に試飲に行ったことがあります。


日本酒好きは見逃せないスポットです。

私は日本酒はさほど飲めません。



この伊東近代美術館は伊東酒造の所蔵の品を展示しています。



この日は友達と私の女子二人で行ってきました。


それがどうやら珍しかったようで、

まさかの美術館のおじさんがマンツーマンでつきっきりの解説をしてくれました。



こんな展開は登内時計記念館以来だったので笑ってしまいました。

とてもありがたいことです。


美術館の歴史から裏話までたくさん教えていただけました。



まず、この伊東近代美術館、大正時代からの建物を美術館にしています。

落ち着く素敵な建物です。


伊東深水をはじめとして近代日本画を鑑賞することができます。


展示数は多いとは言えませんが、入ったときの印象よりも奥に蔵もあるので、

奥行きがあってびっくりします。



貴重な本も手にとることができます。



入口の銅像にちょっと驚きますが、
近代日本画の美術館なので安心してください

美術館ですが、貴重なものを見ることができる個人所蔵の資料館。

併設の展示スペース。落ち着く空間と、手厚い解説!!

というイメージで訪れてください。


しまりす屋はこちらから。

2016年9月13日火曜日



山梨県の北杜市、薮内正幸美術館に行ってきました。




ひっさびさの更新になってしまい、すみません。

また真面目に更新しますのでよろしくお願いいたします。



小学生のときにグリックの冒険を読んで大ファンになった薮内正幸さん。


ガンバとグリックの場面
大大大好きなグリックの冒険のポストカード



小学校三年生からしまりすを飼っていて、シマリスが大好きで仕方なかった私は、


薮内さんの挿絵から感じる動物への愛を感じて、

私もこういう絵が描ける人になれたらいいなと思ったのでした。



大きな影響を受けた人物です。



そんな大好きな薮内さんの美術館の美術館が北杜市にあることを知りながら

ずっと行っていなかったことのほうが不思議なのですが、


今回ようやく行ってきました。



北杜市、初めて訪れたのですが、長野県からほんと近いです。

ほとんど富士見町です。

もう、ほとんど長野県です。


調子に乗りました。すみません。



とにかく近くて感動しました。(自宅は上伊那)


自宅から実家に帰るよりも近くて、もっと早く行くべきであったと後悔。





薮内さんの美術館は、看板もそんなに出ていなくて、

本当にあっているのかしら???


と思いながら進みます。



白州のウイスキーの蒸留所とシャトレーゼの工場の近くです。



細めの道を進んだところです
眼前に広がる高原感に一人びびる




道があっているのか不安になるほどのネイチャー要素を感じながら、

到着します。






今回、「どうぶつのおやこ」出版50周年記念「親子の姿」展

2016年7月16日~11月29日


を開催していました。



「どうぶつのおやこ」出版50周年記念「親子の姿」展


こんな自然と一つになった企画展の看板を見たのは初めてでした。



とても気持ちのいい、自然の中に薮内正幸美術館はあります。





外観からも自然を愛する優しい雰囲気が漂っています。

とてもかわいらしい建物です。





ここで簡単な薮内さんの略歴を。


薮内正幸(1940 - 2000)


高校卒業と同時に上京し、福音館書店に入社。図鑑・絵本の画を担当する。


動物の絵を描くため、入社してから国立科学博物館で

ひたすら動物の骨格標本の模写を続け、動物の絵を描く基礎を作り上げました。


私は、小学生の時から動物のスケッチが好きでしたが、

薮内さんのこのエピソードをみて、骨ばっかり見て練習は苦痛だな。

と、思いました。


代表的な作品に、小さな子供が本物をみて学ぶことができるように

作られた絵本「どうぶつのおやこ」があります。


どうぶつのおやこ
思わず買ってしまった。一人暮らしなのに増えていく絵本

この絵本を見れば、一発でわかります。


薮内さんの動物を見るまなざしがどれだけ愛情に満ちていて、

動物それぞれを正しく、なおかつ思わず微笑んでしまうような瞬間を描いています。


原画をみると、なおさらその薮内さんの優しいまなざしが伝わってきました。



本当に、原画を見ることができてよかった。




どうぶつのおかあさんもすごく良かったです。





ハリネズミ、反則レベルでかわいいと思った人は多いと思います。


私も一列で、最後尾に続きたいです。



動物を目にした時とおんなじ気持ちで微笑んでしまう展示でした。




そのほかにも気にいったポストカード。






シジュウカラは個人的に大好きな鳥です。


あと、私はリスびいきなのでリスは思わず買ってしまうんですよね。




他にもショップでうれしいのが、ポストカードを入れる袋がオリジナルのデザイン。


かわいい。シロクマです。



こういったイラストタッチの作品も結構書いているんですね。

知らなかった。


薮内さん関連の本もたくさん所蔵していて、手に取ることができます。


薮内さん渾身のどうぶつギャグのイラストもありました。

かわいい。



入館料は一般500円なのですが、チケットが三種類ほどあって、

好きな動物が選べるのでうれしいです。

好きなデザインのチケットを選ぶことができる


私はヤマガラをチョイス。



どうぶつの寝顔がひたすら癒される


あと、原画は展示していなかったのですが、

もう一冊本を買ってしまいました。


決め手はしまりすの絵があったから笑


薮内さんの絵本、いつかこどもにたくさん読んであげたいです。




ほんとうにゆったりと、薮内さんの作品に浸れる美術館です。


グッズの充実具合もすごくて、だいぶ買ってしまいました。


写真のほかにシマリスポスターもお買い上げしてます。



薮内正幸ファンは行かないわけにはいかない。

動物好き、絵本好きは絶対に行ったほうがいい。

ほんとうにゆっくり満喫できる美術館でした。



シマリス大好きな

しまりす屋はこちらから。




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ネットショップ手作りフェルト小物・マスコットのお店 「しまりす屋」を運営。 しまりす屋が趣味の美術館のブログを書いています。大きな美術館から地域の資料館まで足を運んでいます。展示を見て学んだ芸術家などなどブログで紹介していきます。 しまりす屋HPはこちら。http://shimarisuya.thebase.in/

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