2015年6月30日火曜日



TOHO系列の映画館で特別上映されている映画

「小さな世界はワンダーランド」 原題:Tiny Giants


を見てきました。



TOHOシネマズ上田に見に行ってきましたが、

今はもう上映は終了してしまいました。




この映画、見ないわけにはいかなかったのです。





なんと!シマリスとスコーピオンマウスのW主演!!


小さな動物にスポットを当てた、ドキュメンタリー映画です。





もう、最高にかわいかったです。


あんなに大きなスクリーンでシマリスさん見る機会があるでしょうか?


かわいすぎて暴れたいような気持でした。





ドキュメンタリー映画というと、ストーリー性が薄いものが多いのですが、

けっこうストーリーというか、展開が面白いので、


大人から子供まで楽しめる内容だと思います。



ストーリーはというと、、、


○シマリス編


森に住む若いシマリス君は今年一年目。

初めて迎える冬に備えて、着々とドングリを貯蓄します。


しかし、彼の巣穴には大人の泥棒リスの影が・・・・



あどけないシマリス君のキュートさに騒然!


シマリス対シマリスの手に汗握る白熱のバトルシーン!!


と、いった感じです。



○スコーピオンマウス編

砂漠に住むバッタネズミはサソリを狩る砂漠のハンターです。

サソリの毒性にも耐えられることから、スコーピオンマウスと呼ばれています。


生まれたばかりのスコーピオンマウスがはじめて巣から飛び出し、冒険に出発します。


果たして、彼は無事に家に帰ることができるのか・・・!?



あ。こちらも手に汗握る白熱のバトルシーン!!



この映画を見て、初めて遠吠えをするネズミという存在を知りました。

スコーピオンマウスのお母さん格好良すぎです。




スコーピオンマウスはちょっとヤマネとかカヤネズミみたいなキュート系の顔です。

癒されます。






私は、シマリスを昔飼っていたくらいシマリスが好きです。




映画の中で、ポロッみたいな鳴き声をしてるんですが、

うわー!鳴いてた鳴いてたっていうシマリスあるある発動しました。



くわえてたドングリをぽろっとあえて(?)取り落とすのもシマリスあるあるです。
(マニアックですみません)




もう、とにかく、かわいいんです!



私はDVDが出たら買いたいです。





こちらのワンダーランドもよろしくお願います。
手作りフェルト小物・マスコットのお店 「しまりす屋」
2015年6月11日木曜日




六月の奈良。


唐招提寺の御影堂特別公開に行ってまいりました!



先日予告していたとおり、いってきましたよー!



お目当ては東山魁夷の大作「唐招提寺障壁画」です。




以前、書いた記事と内容が重なってしまいますので、

作品紹介はこちらをご覧ください。




東山魁夷ファンの方々に声を大にして言いたいです。


「すっごくよかったですよ!!!」


これは、この時期、奈良まで足を運んででも見るべき作品です。






雨の唐招提寺
雨の唐招提寺




六月。やはり雨でした。



雨の中、西ノ宮駅からてくてく歩いて10分くらいのところに

唐招提寺があります。



混んでいる中で見たくないなと思い、金土日と公開なのですが、

有給をもらって金曜に行ってきました。



御影堂にたどり着くと、やはり結構混んでいました。


修学旅行生もわんさかいました。




土日だとゆっくり見れないかもです。



初めに鑑真さんの鑑真和上坐像(国宝)が奉安されている


中央部分のお堂に入ります。




そこで見ることができるのが「濤声(とうせい)」です。


大勢の方がお参りしている中でも、すごく静かな気持ちになれる作品だと思いました。






そこから隣の床のある部屋の「山雲(さんうん)」を見学しました。


部屋の前に座って、じっくり中を見ると、もうほんと素敵でした。




私はこの「山雲」が一番好きです。


すっごくきれいな青と緑で、静かな空気を作り出していると思います。



この唐招提寺特別公開、雨でしたが、


むしろそれが湿った空気と、雨のひんやりした気温で

東山魁夷の作品の世界の静かな自然の中にいるかのような気持ちになれました。




「揚州薫風(ようしゅうくんぷう)」

「黄山暁雲(こうざんぎょううん)」

「桂林月宵(けいりんげっしょう)」


これらは墨で描かれた中国をイメージした作品です。


こちらも、すっごい良かったです。



私は「黄山暁雲(こうざんぎょううん)」が好きです。






唐招提寺に行ってきた記念に、小画集を買いました。





700円くらいですが、見開きのページもあって、

再び障壁画の世界に浸れます。






東山魁夷が好きな方。

絶対に行ったほうがいいです。



来年の6月、訪れてみてはいかがでしょうか。







あと、奈良公園に行って鹿と戯れてきました。


鹿ちゃんかわいいです。




しばらく一緒に歩いてくれた鹿ちゃんもいました。








2015年6月1日月曜日




先月、マグリット展に行ったとき

そのシュールな世界観を眺めていてすごく読み返したくなった本があります。



それが「ちいさなちいさな王様」です。








しまりす屋の美術館めぐり筆者は全然読書家でも何でもないのですが、


一度読んで好きな本のことはけっこうこだわる方です。




ドイツの児童文学なのですが、

全然児童向きじゃない。



初めて読んだときは高校生でしたが、

むしろ最近読み返してようやく理解できるくらいです。




文はドイツの新聞記者で作家のアクセル・ハッケ。


絵は映画「アメリ」に出てくるイラストなども手がけたドイツの

イラストレーター ミヒャエル・ゾーヴァ。




この本はこの文章とイラストがあってこそ成り立つ絶妙な世界観です。


独特なシュールさがたまらないんです。




一人暮らしのサラリーマンのもとに現れる親指くらいのサイズの王様。


すごくメルヘンなのに、すごく毒があるというか。




これは妻が飼っているプードルをいつも殺したいと思っている


夫が公園の木にプードルをつないだままにしておいたところ、


偶然開発したプードル救い機で救助されているイラスト。



これは全部王様の妄想なので、別に動物虐待の要素は全然ないですよ!






思わず、くすっとしてしまうのに、なんだか考えさせられて


忘れてはいけなかったものを思い出させてくれるような。


そんな本です。



本当は、もっと深くて素敵なことが書ければいいななんて思いますし、

好きな部分を引用したいですけど、

短いお話なので、楽しみを奪ってしまいそうで難しいです。


気になった方はぜひ手に取ってみてください。




ミヒャエルゾーヴァのイラストの展示があったらいつか見に行きたいです。







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ネットショップ手作りフェルト小物・マスコットのお店 「しまりす屋」を運営。 しまりす屋が趣味の美術館のブログを書いています。大きな美術館から地域の資料館まで足を運んでいます。展示を見て学んだ芸術家などなどブログで紹介していきます。 しまりす屋HPはこちら。http://shimarisuya.thebase.in/

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