2013年7月29日月曜日





7月19日に更新した
 信州と東山魁夷 長野県信濃美術館 東山魁夷館についての続きです。




今回は白馬シリーズを製作した翌年(1973)から

10年を超える歳月をかけて製作した大作「唐招提寺障壁画」

について紹介します。




私が高校生だった2008年、

東京国立近代美術館、長野県信濃美術館・東山魁夷館(両館)で

「生誕100年 東山魁夷展」が開催されました。




このとき、はじめてこの大作を見ることが出来ました。

この障壁画は美しい色合いの海と山の景色で構成されています。



東山魁夷は山や森の絵の方が個人的には好きだなあ

と、思っていたのですが、

どちらも負けず劣らず素敵です。




大きな作品にはやはり圧倒される物があります。



展示室に、東山魁夷作品の世界の静けさが立ちこめていました。




また、見たい!と、思っても

公開されているのは御影堂障壁画特別開扉のある6月だけのようです。



場 所:開山御影堂
拝観料: 大人500円 中高生300円 小学生200円
 (上記以外に通常の拝観料が必要:大人600円 中高生400円 小学生200円)

開祖・鑑真大和上を偲び、国宝鑑真和上坐像を収めた御影堂の厨子の扉が特別に開かれ、そのお姿を拝観することができます。 また、それに合わせ東山魁夷画伯奉納の障壁画と襖絵も特別公開されます。

唐招提寺 年中行事「夏」
http://www.toshodaiji.jp/about_summer.html



東山魁夷ファンは一度見ておくべき作品だと思います。




長野県信濃美術館 東山魁夷館HP
http://www.npsam.com/




しまりす屋もぜひご覧ください!!


手作りフェルト小物・マスコットのお店 「しまりす屋」




2013年7月22日月曜日


昨日は Bunkamura「レオ・レオニ絵本のしごと」に行ってきました!

とブログでレオ・レオニの展示について書きました。


 
Bunkamura「レオ・レオニ絵本のしごと」は展示だけでなく

ミュージアムショップも楽しめました。


とにかくかわいいポストカードがとても充実している!!


「レオ・レオニ絵本のしごと」ポストカード
「レオ・レオニ絵本のしごと」ポストカード


端から欲しくなってしまいます。

このほかにも、ポスターを二枚買ってしまいました。


ミュージアムショップでは、いつも財布の紐がゆるんでしまいます。



「レオ・レオニ絵本のしごと」絵本購入

 

さらに今日買ったのは 「チコときんいろのつばさ」という絵本です。

原画をみて、主人公チコのかわいさと絵の美しさに惹かれて

思わず購入!!


ページイメージ
 


眺めていると、、、

あれ。絵本の時とチコの翼の色が違う!


気になる方は、ぜひ展示で原画と見比べてみて下さい。




手作りフェルト小物・マスコットのお店「しまりす屋」
新商品はこちらから!



Facebookいいねもお待ちしてます!!こちら
2013年7月21日日曜日


7月11日の「2013年夏 行きたい美術館」で書いていた

Bunkamuraザ・ミュージアム「レオ・レオニ絵本のしごと」に行ってきました!


レオ・レオニは小学校の教科書でおなじみの「スイミー」

を書いた絵本作家です。


展覧会情報は以下の通りです。

会場
Bunkamuraザ・ミュージアム

会期
2013年6月22日(土)-8月4日(日) 開催期間中無休
 
 
会期はあと二週間です。

レオ・レオニ絵本のしごとパンフ・チケット
レオ・レオニ絵本のしごとチラシ・チケット

チラシ・チケットもレオ・レオニの絵でかわいい!!


チケットを手にテンションがあがります。




日曜に人気の展示に行くということで、

混むことを想定し、早めに行くことにしました。

渋谷の東急入り口の様子
10時前の渋谷の東急入り口


ですが、はりきりすぎて9:40に到着。

お店の前で東急開店の10時を待ちました。

一番乗りだったのですが、開店の時にはかなりのお客さんが集まっていました。


開館と同時に混雑する様子
開館と同時に混雑する様子

Bunkamuraに到着すると・・・・


早めに東急に着いていたのに、

チケット購入に長い列ができていました。

日曜の展示はやはり混むようです。


会場も混んでいましたが、早めということもあり

展示が見えない・・・と、いうほど混んでいる訳ではありませんでした。


絵本の全ページが展示されているわけではありませんが、

原画がたっぷりと展示されていて見応えがありました。



小さい子どもにも飽きない工夫がされているように感じました。



ここで、レオ・レオニについて紹介


レオ・レオニ(1910-1999)
オランダ生まれ。イタリアで育つ。
ユダヤ系であったため、1939年にアメリカに移住。
もともとイラストレーター、グラフィックデザイナーとして活躍していた。


ポップで斬新な色合いが印象的で、いろいろな材質を使いこなしている作風を見て、

もともとイラストレーター、グラフィックデザイナーだったということに納得しました。



そして49歳の時に絵本作家になります。


汽車の中で孫たちが退屈にならないように、

即興で雑誌をちぎって作ったお話から

デビュー作「あおくんときいろちゃん」が生まれたのです。


なんとも心温まるエピソード!!



このエピソードからも分かるように、

レオ・レオニは心が温まるような雰囲気と記憶に残る物語りを

つくった絵本作家です。



初めてみる絵本作品ばかりでしたが、とても楽しめる展示でした。



参考HP

Bunkamura展覧会情報 レオ・レオニ 絵本のしごと
http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/13_lionni.html


○●Bunkamura「レオ・レオニ絵本のしごと」 こんな方におすすめ●○

・家族で行きたい方。
子どもも楽しめる展示です。


一人で行くよりも誰かと楽しみながら見たい展示です。

・レオ・レオニファンはもちろん、
スイミー以外は知らない方にも楽しめます。

・混雑にも馴れている方。
(平日にいける方)

・ミュージアムショップを楽しみたい方。
ミュージアムグッズが充実していました。
後日、ミュージアムグッズについて書きたいと思います。



手作りフェルト小物・マスコットのお店「しまりす屋」
新商品はこちらから!



Facebookいいねもお待ちしてます!!こちら
2013年7月19日金曜日


日本画家 東山魁夷(1908-1999)は私の大好きな画家です。


それは小さい頃から長野市にある長野県信濃美術館の東山魁夷館を

見に行っていたからかもしれません。



東山魁夷館では人気の高い「白馬シリーズ」が見られるのも魅力です。

 

長野県信濃美術館 東山魁夷館のポストカード
長野県信濃美術館 東山魁夷館のポストカード

お気に入りのポストカード
(部屋に飾っていたせいで少し日に焼けていますが)
の写真です。

右上 「水辺の朝」
左上 「春の春日野」
右真ん中 「湖澄む」
右下 「春兆」
左下 「白馬の森」


見応えがあるのは、やはり作品のサイズも大きい「白馬の森」



近くでみると岩絵の具の盛りあがっている様子がおもしろく、

作品前の椅子に座って眺めていると、

東山魁夷が書き込んだ作品の静かさがしみじみと伝わってきます。




 
ブログタイトルにもなっている信州と東山魁夷の関係

千葉の市川市や香川県坂出市にも東山魁夷の美術館がありますが、

長野にも美術館がある理由、、、どうしてなのでしょうか。



東山魁夷は信州を、「作品を育ててくれた故郷」と呼ぶほど愛していました。


信濃美術館 東山魁夷館は長野県が東山魁夷から

作品と関係図書の寄贈を受けたことで、平成2年4月に開館したのです。


うろ覚えなのですが、かなり数多くの作品を寄贈したようです。


参考ページ  信濃美術館 東山魁夷館 東山魁夷と信州
http://www.npsam.com/about/kaii_shinsyu/index.php



○●信濃美術館 東山魁夷館 こんな方におすすめ●○

・日本画に興味のない方にも楽しめる作風だと思います。

・ゆっくり鑑賞したい方
 平日はとくにゆったり鑑賞できると思います。

・東山魁夷好きの方は必見です。




先ほども書いた「白馬シリーズ」

東山魁夷の手がけた大作「唐招提寺障壁画」に取りかかる前の年に

モーツァルトを聴いていて白馬の姿を思いつき、


その年に書いた作品にだけ登場しているそうです。


次回は 大作「唐招提寺障壁画」を見に行った時のことを

書きたいと思います。


長野県信濃美術館 東山魁夷館HP
http://www.npsam.com/




しまりす屋もぜひご覧ください!!
手作りフェルト小物・マスコットのお店 「しまりす屋」




2013年7月11日木曜日

頭の中が一足先に夏休みになってしまっていますが、

なかなか美術館に行く時間が取れないので、

夏休みに行きたい美術館・展示をピックアップしてみました。


個人的な趣味でチョイスしてご紹介します。

全部行けるかはわからないですが、ちょっとした目標です。



チェブラーシカとロシア・アニメーションの作家たち

会場
八王子市夢美術館
http://www.yumebi.com/

会期
2013.07.12(金)- 2013.09.01(日)

開館時間
10:00-19:00 入館は18:30まで
※8月2日と3日は20:00まで開館
休館日 月曜日(祝日の場合翌日休館)

観覧料
一般500円(400円)
学生(小学生以上) 250円(200円)
65歳以上250円(200円)
・ ( )内は15名以上の団体割引料金
・未就学児無料
・毎週土曜日と5/5は中学生以下無料
・身体障害者手帳等をご提示の方は無料(付き添いの方は1名まで無料) 
※収蔵品展示の観覧料が含まれています。


1つめはチェブラーシカの展示です。

我が家のチェブラーシカグッズ集合写真
チェブラーシカ集合
昔からチェブラーシカが好きで、

ロシアにも2回旅行に行ってきました。


ロシアはチェブラーシカ天国!

チェブグッズに溢れています。と、いうことでいくつか我が家にやってきました。


真ん中のぬいぐるみは♪マークを押すとロシア語でしゃべります。

ちょっと怖い。


右側のものはマトリョーシカです。

母に「なにこれ?猿じゃん」

と、言われましたが気にしていません。


左のクリアファイルは国立新美術館で昨年春


で購入しました。


チェブラーシカの展示ではどのようにチェブラーシカに

スポットを当てているのか見てきたいと思います。




「レオ・レオニ 絵本のしごと」レオ・レオニ 絵本のしごと

会場
Bunkamuraザ・ミュージアム
http://www.bunkamura.co.jp/museum/exhibition/13_lionni/index.html

会期
2013年6月22日(土)-8月4日(日) 開催期間中無休

開館時間
10:00-19:00(入館は18:30まで)
毎週金・土曜日21:00まで(入館は20:30まで)

入館料
一 般 1,300円
大学・高校生 900円
中学・小学生 600円
団体は20名様以上。要電話予約
(申込み先:Bunkamuraザ・ミュージアムTel.03-3477-9413)
学生券をお求めの場合は、学生証のご提示をお願いいたします。(小学生は除く)
障害者手帳のご提示で割引料金あり。詳細は窓口でお尋ねください。


すでに行く予定を立てています。

スイミーでお馴染みのレオ=レオ二。

絵本が好きなので、期待です!


知らない絵本作品に出会えるのも楽しみです。





生誕250周年 谷文晁

会場
サントリー美術館
http://www.suntory.co.jp/sma/exhibit/2013_3/index.html

会期
7月3日(水)~8月25日(日)
※作品保護のため会期中、展示替をおこなう場合があります。
※各作品の展示期間については、美術館にお問い合わせください。

開館時間
10:00~18:00 (金・土は10:00~20:00)
※7月14日(日)は20時まで開館
※shop×cafeは無休
※いずれも最終入館は30分前まで

休館日
毎週火曜日 8月13日(火)は開館

入館料
一般 当日 1,300円
大学・高校生 当日 1,000円
※中学生以下無料
※前売期間は2013年7月2日(火)まで

HP割
ホームページ限定割引券提示で100円割引
携帯割
携帯/スマートフォンサイトの割引券画面提示で100円割引
ATRo(あとろ)割
国立新美術館、森美術館の企画展チケット提示で100円割引
団体
20名様以上で100円割引


大きな作品が見れるようで楽しみです。

日本画が好きなのですが、勉強不足なので

学んできたいと思います。

酒井抱一などの関係作家の作品も見ることができるようです。






布を愛した人の知恵と美とデザイン

会場
アミューズ ミュージアム
http://www.amusemuseum.com/exhibition/index.html

会期
2013年03月29日~2013年09月29日
毎週月曜日休館(月曜祝日の場合は翌日休館)

開館時間
10:00~18:00(最終入館は閉館30分前まで)

観覧料
一般1000円
大・高生800円
中・小学生500円
未就学児童無料
一般団体料金は15名以上で800円
身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・
被爆者健康手帳をお持ちの方と、その付き添いの方(1名まで)は500円で
入館して頂けます(入館の際は障害者手帳等のご提示をお願いします)。


31点の重要有形民俗文化財に指定された衣類の展示です。

さしこなどの伝統工芸品などです。

着物をはじめとする布製品がとても好きです。


昔の人の布へのこだわりや、

生活の中に溶け込んでいた様子などがすてきだなあ。

と、感じます。

そういったことが学べる展示に行ってみたいと思います。






しまりす屋もぜひご覧ください!!
手作りフェルト小物・マスコットのお店 「しまりす屋」





2013年7月3日水曜日
こんばんは。


とても間があいてしまいましたが、

私がよく行く、東京国立博物館(トーハク)の常設展について書きたいたいと思います。



常設展を最後に訪れたのは、以前、根津美術館を訪れた後です。


この日のスケジュールは

根津美術館を見たあと、某大学のお茶会でお茶をいただき、

そこで落ち合った友人と空き時間をトーハクの常設展を眺めようとやってきたのです。


これぞ、学生流の楽しみ方。

ぶらっと訪れるトーハク常設展。




と、いうのも数多くの大学がトーハクのキャンパスメンバーズになっていて、
私が通う大学もその一つです。



具体的には、以下の大学です。


東京国立博物館キャンパスメンバーズ会員 (2013年6月1日現在)

・青山学院大学、青山学院女子短期大学 ・お茶の水女子大学 ・学習院大学 ・学習院女子大学 ・学校法人 桜美林学園(桜美林大学)・学校法人 上智学院(上智大学、上智大学短期大学部、上智社会福祉専門学校、聖母大学)・学校法人 杉野学園(杉野服飾大学、杉野服飾大学短期大学部、ドレスメーカー学院)・学校法人 文化学園(文化学園大学、文化ファッション大学院大学、文化学園大学短期大学部、文化服装学院、専門学校 文化服装学院広島校、文化外国語専門学校)・学校法人 メイウシヤマ学園(ハリウッド大学院大学、ハリウッドビューティ専門学校)・神奈川大学 ・国際基督教大学 ・実践女子大学、実践女子短期大学 ・首都大学東京 ・尚美学園大学 ・昭和女子大学、昭和女子大学短期大学部 ・女子美術大学、女子美術大学短期大学部 ・大正大学 ・多摩美術大学 ・中央大学 ・筑波大学 ・東海大学 ・東京大学 ・東京学芸大学 ・東京家政大学、東京家政大学短期大学部 ・東京芸術大学 ・東京工業大学 ・東京女子大学 ・東京造形大学 ・東洋大学 ・東洋美術学校 ・獨協大学 ・二松学舎大学 ・日本工業大学 ・日本大学(芸術学部)・日本女子大学 ・文教大学 ・法政大学 ・武蔵野美術大学 ・立教大学 ・了德寺大学 ・麗澤大学 (五十音順)

以下URL参照。
http://www.tnm.jp/modules/r_free_page/index.php?id=167#kaiin




つまり多くの大学生がトーハクの常設展を無料で楽しめるのです!!

大学生のうちにこのお得を享受しないわけにいかない!


と、私は思うのです。



一緒に行った友人は美術館に興味はなかったのですが、

関心を持つ展示も多かったようで、楽しんでもらえました。



興味のある展示だけを目当てにいってもいいと思います。


キャンパスメンバーズの学生は行かないともったいない!



東京国立博物館前にて
東京国立博物館 本館前にて

この写真を撮ったのは5月でした。

トーハクのキャラクターにもなっているユリノキがちょうど咲いていました。


珍しい木のようです。見ることができてラッキー。




実は常設展ばかり足繁く通っていて、

企画展や本館以外の展示室に足を運んだことがまだありません。。。


近々、訪れる予定です!!




○●東京国立博物館(トーハク)の常設展 こんな方におすすめ●○

・キャンパスメンバーズになっている大学生

・好きな作品がトーハクにある方
 トーハクは展示入れ替えがあります。
 好きな作品のある方はトーハクのHPなどで展示内容を確認してから
 訪れることをオススメします。

・静かに展示を楽しみたい方。
 企画展のある時期以外は比較的空いているので、
 静かな雰囲気で展示が楽しめると思います。




しまりす屋はこちら

手作りフェルト小物・マスコットのお店 「しまりす屋」




Search

Powered by Blogger.

カテゴリー

ページビューの合計

自己紹介

自分の写真
ネットショップ手作りフェルト小物・マスコットのお店 「しまりす屋」を運営。 しまりす屋が趣味の美術館のブログを書いています。大きな美術館から地域の資料館まで足を運んでいます。展示を見て学んだ芸術家などなどブログで紹介していきます。 しまりす屋HPはこちら。http://shimarisuya.thebase.in/

しまりす屋 ネットショップ

ランキング参加中

人気の投稿

Copyright © しまりす屋の美術館めぐり All Rights Reserved.