2014年6月27日金曜日



先日、観よう観ようと思っていた映画


「真珠の耳飾りの少女」をようやくDVDを借りて見ました。




なかなか置いているTSUTAYAだとかゲオだとかが無いので


ネットレンタルしてようやく借りられました(^o^;)




と、いうのもフェルメールも好きな画家で、4年前、

オランダのマウリッツハイスで本物を見に行ったことがあり、

とても思い入れのある作品なのです。



その後、小説「真珠の耳飾りの少女」を読んだこともあり、

とても映画を観たかったのでした。




率直に、とても面白い映画でした。

小説を読みながら

17世紀のオランダって、どんな景色だろうか?


というようにずっと考えていたのですが、それがすべて叶ったような気持ちになりました。


中心の広場や街並み、フェルメールの家、市場の様子

全てが美しい映像として見ることができるのは、ちょっと感動!!


作品の内容としては、フィクション性がきっと強いので

フェルメールという作家の全てがこの映画と小説と思ってしまうときっと

間違いがあるので注意なのですが、

この映画を見ればきっと作品の「真珠の耳飾りの少女」も

とても思い入れの強い作品として向き合えるのではないでしょうか。



小説、映画の主人公はフェルメールに雇われる使用人の女の子


この主人公こそが「真珠の耳飾りの少女」のモデル

という筋書きなのですが、

主人公の女の子がかわいい!



終盤の青いターバンを着けてポーズをとる姿は、もう、完全に作品そのままで

はっと息を飲むものがあります。


この瞬間の驚きにこの映画の良さが凝縮されているんじゃないかなと、思いました。

4年前、

平日の昼下がりのマウリッツハイスはとても空いていて

この名作「真珠の耳飾りの少女」の前もガラガラで、

じっくり眺めることができました。



映画で見た通り、想像以上に小さめの作品です。


でも、こんなに多くの人が魅了されるのは絵の女の子の潤んだ瞳と

光る唇の光がなんだか揺れているような、

女の子の感情や魅力がそのまま絵の中にあるような、


そんな気持ちになるからだと思います。



同じオランダの巨匠レンブラントの「夜警」も観てきましたが、

対照的な魅力を持っているのだと思います。


この映画で、さらにさらに

「真珠の耳飾りの少女」とても好きになりました。


DVD全然置いてないけれども、

絵の好きな方には見てほしい映画です!



小説も面白いので、ぜひ!!

映画だと結末がぼんやりしているので、


気になる方は分厚いけれども読んでみるべし!です




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