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2016年10月18日火曜日


今月の3連休に東京都白金台の畠山記念館


「天下人の愛した茶道具」展に行ってきました。



この日はものすごい大雨で、折り畳み傘ではどうしようもないくらいの

大雨の中、高輪台駅から歩いたのですが、


これはやばいと途中で高級マンションの地下駐車場入り口で雨宿りしつつ

なんとか向かいました。



風格のある門構え
畠山記念館の入口


立派な門構えの向こうに、立派な日本庭園が待っていました。


茶室がいくつかあるのをみつつ、庭を進んでいくと記念館にたどり着きます。


写真が下手すぎる
この写真では畠山記念館の庭園の良さが伝わらない



入口にはお客様用のタオルが用意されており、心遣いに感動しました。

なんとも、茶人的なおもてなしの心です。



高校大学と茶道をやっていて、大学生の時に畠山記念館に行ってみたいと

何度も思ったのですが、ようやく行くことができました。




今回は天下人の愛した茶道具展でした。


はっきりって、戦国時代とか戦ってばっかりの時代に全然興味がなくて

中学生の日本史の知識くらいしかありません。

(文明が繁栄している時代にしか興味がなかった)



最近は上田市民熱狂の真田丸を見ているのでようやく、

どんな人たちが活躍したのかがわかってきました。



入口のポスター



彼氏が戦国時代についてやたら詳しいので、いろいろ教えてもらいながら見てきました。


その時は、へえー、思いながら見ていたのですが、

専門分野でないと時間が経って忘れてしまうものなんですね。


ものすごい来歴の茶入れや茶わんなどが並んでいて、

箱書きや品々の経緯を見るのが面白かったです。



茶入れなどは、一国一城に匹敵する価値として大切にされていたとか。



秀吉が大切にしていたシリーズ(怒られるレベルで適当ですすみません)の

本阿弥光悦の兎の軸がとても素敵でした。



畠山記念館は二階がメインの展示空間になっていて、

ものすごく静かで落ち着いた空間なのですが、

展示用のお茶室も設置されており、中に入って花入れなどを見ることができます。


受付で入館料以外に合わせて、お茶券を購入しておくと、

二階展示スペースの呈茶をいただくことができます。




とても見ごたえがあったのですが、専門分野でなさ過ぎて、

メモでも取っておけばよかった・・・・。



とにかく素敵な記念館で展示スペースであることが伝わればいいのですが、

雨でも絵になる素敵な庭園が二階の空間から見ることができました。



「天下人の愛した茶道具」は12月11日まで。


ぜひ、足を運んでみてください。





10月23日に参加するマルシェの情報はこちらから


2016年6月17日金曜日



私は国立近代美術館の常設展が好きです。



本当は竹橋に行く度に、工藝館にもフィルムセンターにも行きたいのですが、


国立近代美術館の常設展が素晴らしくて絶対に行くのでまだ行ったことがありません。



400円でこの展示のボリューム。

いつも混雑していることはなくてゆっくりできます。


ゆっくり座るスペースもたっぷりあるのもいいです。


キャプションが純粋に面白くて見ていて飽きない。

あと、近代の日本美術が単にとても好きということもあります。


とにかく個人的に最高だなと思います。



母と美術の趣味が似ているので、いつか一緒に来ようと思っていて、


若沖を諦めたあとここに来るしかないなといった感じでした。



この日は安田靫彦展を見たあとだったのですが、

本当にキャプションが面白い。




その名も靫彦☆レコメンド。

安田靫彦ファンがそのまま常設展を見に来ても楽しめるように、

展示している作品や作者について安田靫彦が解説しているものを併せて表示していました。



面白い。安田靫彦展は5/15までだったので、

この企画がいつまでだったのかわからないのですが、

いい企画だなーと、興奮しました。


岡本太郎の作品
本文には登場しませんが岡本太郎氏の印象に残った作品




それと、私は荻原守衛、

長野県安曇野市に碌山美術館があるので、

長野県では碌山の名前の方が親しまれているかもしれませんが、

このあたりの芸術家が好きなんです。



中村屋サロンの芸術家たちを特集した展示室のネーミングが

「恋とクリームパン」


日本で初めてクリームパンを作ったのが、女亭主相馬黒光。


彼女は結婚していましたが、

美しさと知性を持った彼女に多くの芸術家が心奪われていました。



悲恋のうちに夭逝した荻原守衛の作品の

心に訴えかけてくる良さはこの黒光への想いを知らずして語れません。


熱くなってしまいましたが、物語のタイトルみたいな表題とともに

解説される展示に興奮しました。



この展示を企画された方に二時間くらい講義を受けたいです。


近代美術館、撮影は基本的に自由です
ブロガーにはありがたいです




日本美術院の創設のあたりの人々の展示も充実しているのですが、


今回は私が大好きな菱田春草の展示がたまたまメインになっていました。

菱田春草は長野県飯田市出身。


でもただの長野県民びいきじゃないです。



本当に菱田春草の真面目な作品への熱意が伝わってくるような

仕事が本当に好きなんです。


菱田春草でこの作品のイメージを持っている方も多いのでは
王昭君も展示されていました



菱田春草といえば、というような大作が大々的に展示されていました。


黒き猫をまだ見たことがないのですが、

作品をたくさん見ることができて興奮し疲れました。


菱田春草
スズメの細かい描写が本当にうっとりします



展示のボリュームと展示スペースが贅沢なので、見終えると疲れます。



私が単に興奮しているのもあるのですが。


ヒールなどでは来ないでください。



時間も忘れて歩き回るので、

荷物はロッカーにいれて歩きやすい靴で鑑賞するのをおすすめします。




その日は駅の改札で母と解散したのですが、じゃあねー!

と、手を振っている間に奥様に駅のホームについて質問されて、

人に道を聞かれる体質を遺憾無く発揮しました。


田舎者なので答えられず、スマホで調べますねと、

言っているうちに急いでるようすだったのでお役に立てず。




人の役に立てたことがないので、どうやったら人に道を聞かれなくなるか模索中です。




しまりす屋はこちらから。

2016年6月15日水曜日




若沖展を諦めて横山大観記念館に行ったあと、

近代美術の気分が盛り上がったこともあり、

国立近代美術館に行ってきました。



私の好きな美術館の中でほぼ現在総合1位の美術館です。





この日は安田靫彦展の最終日でした。


2016年3/23~5/15の会期で、もう終わってしまいました。

行ってきたのは最終日でしたが、さほど人混みといった感じもなく、

すっきりと鑑賞できた印象でした。



何度も言ってしまっていますが、

一人の人物にスポットを当てたタイプの展示がとても好きです。



私は安田靫彦という人物、この人がいなかったら、


高校古典の教科書いったい何を載せたらいいんだろう!

と思います。




高校のときに古典が結構好きだったので、

安田靫彦という人物はかなり印象の強い人物です。


額田王や源頼朝の顔だとか、鴻門之会の情景は

この安田靫彦の作品イコールといっても過言ではないと思います。


頼朝さんとツーショットです
安田靫彦展の源頼朝さんと記念撮影

写真は、これといって源頼朝さんに思い入れはありませんが、

記念に写真を撮りました。


この日の服が、いかにも美術鑑賞が趣味みたいな服装をしているなと自分で思いました。





100点以上の作品が本当にたっぷりと鑑賞できる展示でした。


教科書で見た!!

と、いうものも多く展示されており、驚きました。


歴史画の面白さは作品自体の表現だけでなく、

あの場面を描いているんだー!とか、

こんな逸話があったんだ!とか、

作品からさらに一歩広がった面白さがあると思います。



安田靫彦の作品をみて思ったのが、

歴史画という画題のためにあのあっさりとした醤油味みたいな

人物の表現になったんだなということ。


歴史上の人物のイメージが安田靫彦自身の中でかなり固まっていて、

ある意味キャラクター的な、

人々の中に人物のイメージを提示しやすい表現だったのかなと、思いました。




時々、三白眼の顔がゆるくて面白いと思ってしまいましたが、

それがいいんです(失礼しました)。




歴史画の大家であることは知っていた安田靫彦ですが、


その表現や人物の生涯をはじめて知ったのでとても面白い見ごたえのある展示でした。






オーダーメイドフェルトマスコットはこちらから






2016年6月12日日曜日




「オルセー美術館・オランジュリー美術館所蔵 ルノワール展」




時間が経ってしまいましたが、5月下旬。


あの。

国立新美術館のルノワール展、行ってきました。



作品のポスター前で記念撮影
このムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会目当ての人多いですよね




ぜっったいに、混む!と、思ったので平日に行ってきました。


平日の午前中ということもあって、スムーズに見ることができました。



やっぱり人出の多さは感じましたが、

国立新美術館の展示スペースの広さもあり、

さほど混雑していて過ごしづらい印象はありませんできた。



ルノワール展、とても豪華です。


本当におすすめです。

すごくおすすめです。





国立新美術館は乃木坂駅と直通で迷いようがなく、


建物の吹き抜けの気持ちのいい作りなところがかっこよくて好きです。


オープンテラスがさわやかで、いつかのんびり過ごしてみたいです。



個人的に国立新美術館のテラス席が、軽井沢のツルヤ(スーパー)の

テラスデッキみたいなところに似ていると思っています。

いったい誰が共感してくれるのでしょうか。笑





安い!と、感動していましたが、内容を見てさらに感動しました。



今後は絶対に行くであろうチケットを上手にゲットしていくように心がけたいです。

年間趣味でこれだけの美術館に足を運んでいるとチケット代が馬鹿になりません。




印象派の作品は印象派展といった形で目にすることが

どうしても多いかとは思いますが、

しっかりとルノワールに焦点が当てられ、

彼の生涯と仕事がよくわかる展示内容ですごく面白かった。




ルノワールは、年をおうごとにぽっちゃり系が好きなんです。(多分)


正式なタイトルは

オルセー美術館・オランジュリー美術館所蔵 ルノワール展

ですが、本当に有名な大作が惜しみ無く展示されていました。



今、 オルセー美術館とオランジュリー美術館は


ルノワールファンが訪れたら何と言い訳すればいいんだろう?


と、心配するほどたくさん有名な作品が来ていました。

ほんとすごい。




すごいを連呼していますが、すごく有名な作品が多すぎて拾いきれません。


いくつか気に入ったものをかいつまんでご紹介します。



まずは、印象派時代の最高傑作と言われている、

「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」



手前の女性二人がかわいいです
想像よりも小さめな作品です



初来日だそうです。


これを、すごく見たいなと思っていました。


会場の比較的序盤で見ることができます。

印象派たる、ルノワールが表現を大成させた外の明るさと楽しさと

キラキラしていて人々の楽しげな声が聞こえてきそうな作品です。


改めて、間近で見て思ったのが、けっこう人いっぱいいるな。

と、思いました笑


頭の悪そうな感想ですが、それだけ真ん中の人物に目が行くような構成といいますか、

結構な雑踏のような人がたくさん描かれている作品なのに、

明るくてさわやかな印象なのってすごいなと思いました。



モデルは画家仲間など大切な人に集まってもらって描いたそうです。


柔らかくて楽しい空気が伝わってくるのは、ルノワールの大切な人を

描いているからでしょうか。



ルノワールは、景色を描くならそこに行っていたくなるような場所。

せっかく描くなら理想的な美しいものを。という考えを持っているタイプだったようです。


ひねくれていなくて、いいですよね。



晩年の大作として、多くの人に評価された、

「浴女たち」という大きな作品も見ることができます。


晩年、この時すでに絵筆を手に持つことができず、

通常よりも薄く溶いた絵の具を使い、腕に筆を括りつけながら描いたようです。



しかし、そんなことを感じさせないあたたかな世界観と、

女性たちの幸せそうな表情が丁寧に描かれています。


ルノワールが、生涯を通して絵画の表現をどう追い求めたのか、

ルノワールが描きたかったものは何か、

よくわかる素晴らしい展示でした。



私が最も気に入ったのが、

「田舎のダンス」「都会のダンス」です。






少しクールな印象




どちらも、女性の表情が素敵で、見たことのある作品ではありましたが、

本物を見て本当に好きになってしまうパターンでした。


田舎のダンスの楽し気な笑い声が聞こえてきそうな、幸せそうな雰囲気も本当に素敵。

田舎のダンスのこのモデルの女性は、ルノワールののちの奥さんだそうです。


確かに、ルノワール、気合が入ってる感じがします。



私は、都会のダンス、すっごく女性の表情がすごくかわいくて好きです。



ちょっとすましている感じと、肌やドレスのやわらかな質感が出ているところ、

とにかくすごく好きになりました。



実物をみてこそ、良さがわかることってありますよね。


そんな体験をしました。


会期はまだまだ、2016年8月22日まであります。


ぜひぜひ、お見逃しなく。








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2016年6月5日日曜日




五月半ばに四時間待ちの若冲展の人混みを目にして


尻尾を巻いて逃げだしたのですが、


せっかく上野にきたので、落ち着くアートスポットに行きたい!

と、いうことに。



しかし、土日の上野はなかなか手ごわい!



東京国立博物館の黒田清輝展国立西洋博物館のカラヴァッジョ展

ちょうど重なっている時期でもあったので、


(黒田清輝はすでに鑑賞済みでしたが)


上野に落ち着く場所は無いのではないかという気持ちになりました。


私は行ってきていないです
カラヴァッジョ展に行った友人のお土産
ボッティチェリのポストカードとポスカホリック



そこで、確実に一息つける美術館に行くことに。


それこそが、横山大観記念館です。


横山大観記念
渋くて静かな横山大観記念の入口



横山大観記念は、かつて横山大観が住んでいた自宅をそのまま記念館にしたものです。





そのため、建物も一緒に楽しめるスポットです。


朝倉彫塑館のように人のお家にお邪魔したような、落ち着く美術館です。



ただし、展示数がそこまでたくさんはないのと、

作品の保存のため開館日がとても限られているので、

ぜっっったいに、ホームページなどで開館日を確認してから行ってくださいね。


8月などは、開館日がない月であったりと、訪れる時期も検討してください。




定休日に愛されているのは、私一人で十分だと思います。

(筆者はお店などの定休日などを引き当てることが特技)



あまり大型の作品展示はないのですが、


この部屋で横山大観が制作を行っていたんだなあ~、

とか、この不忍池の眺めをみていたんだな~


と、しみじみできます。



少しコンパクトではありますが、日本庭園の眺めもとても落ち着きます。



ちょうどパンフレットにもなっている牡丹も見ることができました。

牡丹



母と一緒にいったのですが、二人で速水御舟がいいよね~。

という話になり、親子で趣味が似るものだな。と、思いました。






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2016年5月1日日曜日



日暮里駅からぶらぶらお散歩して、

ついつい寄り道したくなるたい焼きやおせんべいの誘惑を

横目で見ながら、朝倉彫塑館に行ってきました。




建物が素敵ということで前からずっと行きたかった美術館です。


レオナルド・ダ・ヴィンチ展と同じ日なのでちょっと時間がたってしまいました。


ダヴィンチ展が混んでいたので、ちょっと疲れてしまいました。


もともと朝倉彫塑館に行こうと思っていたのですが、

「うーん、やっぱり新宿でパンケーキ食べようかなー」と悩みつつ、


パンケーキと美術館を天秤にかけて美術館を取らない私は

もう私ではないと思ったので行ってきました。


結果、行ってきて本当によかった。





ゆっくりできる、本当に満足度の高い美術館でした。


ギャラリートークがちょうどある日だったのですが、

時間が無くて聞けなかったです。

残念。




平日の午後だったこともあるかもしれませんが、

都心の一息つける場所というのはこういうことを言うんだろうなと思いました。



作品建物どちらも見ごたえのある朝倉彫塑館です
上からのぞいているのは彫刻作品です




受付をしてから温室の扉風の入口を入ってすぐ彫刻の展示がはじまります。


落ち着いた雰囲気の部屋にブロンズの彫刻がよく合ってました。



朝倉文夫は明治期に彫刻を学び

(私の好きな荻原守衛と彫刻に関しての意見をぶつけたといった文章も見つけました)

1965に生涯を終えるまで多くの彫刻作品を製作しました。



初期は自分の中にある理想を彫刻に表現したいという思いで

製作をしていたようですが、「墓守」という作品で

そのものの方がよっぽど魅力があるのではないかと気づかされ、

表現するものが変わったのだとか。



この展示室にはすごく大きな作品もあり、次いで部屋の天井の高さに驚きました。


ペンギンの彫刻もかわいくてずっと見ていたかった作品です。


警察犬の彫刻作品もあり、動物が好きな人だったんだろうなと、なんだか親近感。




展示と共に家屋自体をゆっくり見学するような形で順路が進みます。


一つ目の展示室を抜けると中庭に出ます。



日本庭園の中庭をぐるっと囲むような設計に建物が作られていて、

庭いっぱいに季節の花と大きな池を眺めることができます。


この日は曇りでしたが、晴れの日や雨の日にも来てみたいと思うような、

明るい自然空間です。


廊下自体も思わず唸ってしまうような作りで、

池の水面が反射して、キラキラしている光も部屋に取り込まれているし、

廊下の丸い障子窓が和室から半分だけ見えているのも良い眺めでした。



建物に想像以上の奥行きと高さがあることに驚くと思います。

二階を見学して屋上の菜園コーナーに出られます。


朝倉さん、弟子と共にここで菜園を行っていたんだとか。



そこから次の展示室に朝倉文夫というとイメージする人の多いであろう

猫の作品が集まっていました。



最近はちょっとやってないのですが、

ねこあつめに一時期はまっていたのを今、思い出しました。


「吊るされたねこ」や「たま」といった作品などなど8点くらい(うろ覚え)

展示がありました。


猫のしなやかな体が彫刻で表現されていてかわいいです。


吊るされたねこもそうですが、

伸びているポーズのねこのモチーフが多いと思いました。



朝倉さん的に伸びている猫がおすすめなのかもしれません。


谷中といえば猫が有名なようですね。

美味しいものを食べ歩いたりしながら、ねこグッズをみて、

ここで猫の彫刻で癒されれば完璧ではないでしょうか?



次は友達と来ようと思いました。








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2016年4月22日金曜日


トーハクの常設展については、以前も書いていたのですが、

好きなのでまた書いてしまいます。


「黒田清輝」展を見終えて、もう一つの楽しみはミュージアムショップのグッズです。



トーハクはこういったところで企画力を発揮してくるというか、

グッズが面白いです。




買ってしまいました。




その名も

「湖畔なりきりうちわ」!!!





夏まで出番なしです
湖畔なりきりうちわ




湖畔のモデルの照子さん(後の黒田清輝の奥さん)


が持っているうちわの柄を再現したうちわです。



こういうの、まんまと買ってしまいます。



夏に湖畔で水色の着物着て持てば良いんですよね!?


どうかそんなシーンが訪れて欲しいです。



ほかにも独創的なのが、照子さんキューピー。



ちょっと角刈りみたいですが、かわいいです。


キューピーは以前、吉本新喜劇キューピー

(内場勝則バージョン2つ)

を買っているので間に合っているなと思い、買いませんでした。



あと、個人的に絶対買ってしまうのが、絵画のモチーフ懐紙。


やったらと可愛いんですよね。


学生で茶道を毎週できる環境だったときにはよかったのですが、

もう使いどころがないので、買えず。



でもすごく可愛かったです。


焼失した大作「昔語り」の舞子さんの帯の柄をモチーフにした懐紙でした。

展示を見ていて思ったのですが、昔語りに舞子さんが二人登場しているのですが、


この後ろ姿しか見えない舞子さんの魅力にやられている人は多いのではないでしょうか。


舞妓さんのみ一部抜粋バージョン
舞妓さんのみ一部抜粋バージョン



男の人と手を繋いで寄りかかるやや小悪魔的なコケティッシュな可愛さというか。


グッズにけっこうなっていたので、ファンが多いんだろうなと納得しました。


常設展の方はというと、入口に「国宝 洛中洛外図(舟木本)公開」

とあったのでこりゃ見ないわけにいかない!

と、見に行ってきました。


黒田清輝のチケットで常設展も見れますよ!


常設展、ボリュームがあるのとお腹が空いていたので、

好きな展示をピンポイントに回りました。


私は茶道具と日本画や浮世絵が好きなので、

そのあたりと気になったものを見るというスタンスでした。

戦いの歴史が得意ではないので甲冑や刀はちょっと苦手です。


お目当ての、国宝 紙本金地著色洛中洛外図(舟木本)の感想は、細かい!!




半年ごと眼鏡やコンタクトの度を変えないといけないくらい、

目が悪くなり続けている私としては、細かく鑑賞する集中力がありませんでした。

近視でない目の良い方におすすめです。



当時の風俗がきらびやかに表現されたこの作品を床において

顔を近づけて楽しめたら最高だと思います。



ガラスの向こう側が遠く感じてしまいました。


視力回復の目の体操みたいなやつを本気でやらないといけないかもしれません。



去年の5月の鳥獣戯画展でも目が悪すぎて

作品の背景のりすを見分けることが出来なかった苦い思い出がよみがえりました。



洛中洛外図の隣に顔見知りが展示されていたことに驚きました。

ここで再開するとは。


見に来てよかったと思いました。


竹内栖鳳の 『絵になる最初(はじめ)』がありました。




京都からわざわざ来ていて感動。竹内栖鳳展以来です。


よくよく思い出すと、この作品モチーフの懐紙も買った記憶があります。




モデルが服を脱ぐのを恥じらっているところに着想を得た作品ですが、

時代を問わず恥じらう女性は男性の心をつかむのでしょうか?



なんだか、当時新しい発送の画題だったということなのですが、

素敵な絵だけど竹内栖鳳さん、ちょっとムッツリなイメージを勝手に持ってしまっています。










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2016年4月20日水曜日



東京国立博物館の特別展「生誕150年 黒田清輝」展に行ってきました。


年度始めは気合いの入った特別展がどこも多いので行くところが多くて困ります。

幸せな悩みです。


平成館に入るのは去年の5月に「鳥獣戯画」展以来です。

混んでいるのに辟易した記憶があったので、

平日の午前中に行ってきました。


上野公園からとりました
撮るのが遠すぎたトーハク




私はどれだけの有給を特別展に充てるのでしょうか。



さて。狙い通り特別展でも落ち着いて見ることができました。

よかった!


鳥獣戯画展はここが人でぎっしりだった
平成館前のスペースに順番待ちとかはありませんでした



黒田清輝といえば、教科書に絶対載っている「読書」「湖畔」

ポスターにもなっていますが、この展示でしっかり見ることができます!



湖畔と読書がポスターデザインになってます
平成館の壁



黒田清輝は薩摩藩士の家に生まれ、

18歳のとき法律家になるために渡仏したのですが、

そこで画家を目指すことを決意。


ラファエル・コランに師事します。

「読書」ですが、この絵は25歳のときの作品だそうです。

25歳って!



私は今年で25歳なので今からサロンに出品して評価されないと

黒田清輝に追い付けません。


日本とは全く異なる表現方法を吸収して、

自分のものにして評価されることってすごいと思います。


作品を見ていて思ったのが、黒田清輝の作品は色使いが明るいです。



それが外光派の特徴だと言われてしまえばそれまでなのですが、

落ち着いた色でも暗くない。黒田清輝っぽい色使いというものがあるなと思いました。



読書を今回じっくり見ていて思ったのは、

描かれている女性の目、想像以上に真剣に本を読んでるなと思いました。


大したことない感想ですみません。


ポストカード買いました
湖畔のポストカード

「湖畔」のモデルは後に奥さんとなった照子さんという女性です。

かなりきれいな人だと思います。


全体の青っぽい色合いといい優しくて涼しげで、

惹かれる人の多い作品ということにも納得です。




帰国した黒田清輝は西洋の表現を教える立場として活躍します。


「腰巻事件」という事件、聞いたことありますか?

フランスのサロンで入選した「朝妝」(ちょうしょう)という裸婦像を

日本で展示したところ、警察に風紀を乱すとされて

裸婦像の下半身を布で覆ってしまったというものです。



晩年まで黒田清輝はこの芸術の表現への対立と戦わねばならなかったのですが、

今となってはlove展なんかはけっこう直接的だったし、

春画展なんかも昨年あったし、

あえぎ声をあげる大根の作品とかもあるようなので、

おかげさまでこんな時代になったよと教えてあげたいです。



黒田清輝の作品を見ていて思ったのが、

西洋の表現を伝えることや日本の芸術を取り巻く環境に奔走していたから、

自分の作品に取り組む時間ってそんなに無かったんじゃないのかな?

と、思ってみていたのですが、

黒田清輝自身の言葉にも、そういった内容が残されていました。



晩年は自分の表現がうまくいかず、

苦悩している様子もあったようです。


なんというか、ゴッホっぽい作品、師匠のコランぽい作品、

大好きだったミレーっぽい作品と描き分けるのはとても上手なのですが、

これぞ黒田清輝!という作品はやっぱり限られてしまうのかなと思いました。





黒田清輝の教えを受けていた青木繁とかは描きたいものと

表現方法がわかりやすい代表ですが、

黒田清輝はそういうタイプじゃないなと思いました。



スケッチや下絵も多くて、けっこう真面目なタイプなのかなとも思いました。

黒田清輝という人物を理解できる展示内容だと思います。



こういう展示がけっこう好きです。



黒田清輝展、5月15日までです。




オーダーメイドフェルトマスコットはこちらから







2016/4/4オープンの新宿南口にできた巨大バスターミナル「バスタ」。



ニュースでも賑わっていましたが、行ってみて結構な存在感でした。

友達に乗り場がバスタに変わったよね?


行けるか心配。と、ラインで言ったところ、パスタ?

と、言われたのでどのくらい話題なのかわかりませんが、


高速バスで新宿にいく長野県民に声を大にして伝えたいです。



ハイウェイバスドットコムの乗り場が新宿バスタの南口に変わったよ!!!


美術館に行くためにちょいちょい高速バス日帰りをしているのですが

(いつも一人で 泣)

方向音痴な私はいつもと違う行動を極力取りたくないのですが、


問題なかったのでご報告です。



ちなみにトラビスジャパンの花バスは乗り場の変更がないので気をつけてください。


自分でもわかるように、私のよく使うこの二者をまとめておきます。



●ハイウェイバスドットコム

・便数が多い

・回数券やポイントがある


今回乗り場がバスタに変更。

しかし、土日などの臨時便は以前と同じ西口から出るそうです。

予約時に気をつけてください。



●花バス(トラビスジャパン)

 ・すごく安い

 ・座席にコンセントがある


以前と同じ、南口からちょっと歩いたところの乗り場で変更はありません。





今回、バスタ新宿の感想なんですが、場所は絶対わかります。

私でもわかりました。

新宿南口から嫌でも見えるバスタとかかれたビルの4階です。


わかりやすい安心感は大分あると思います。

ターミナル内の乗り場もわかりやすいです。



しかし、私が使ったのは平日の午後だったのですが、

けっこう混んでいました。


室内の待合室は座る場所がちらほらあるかなというくらいでした。


1ヶ所行っただけですが、女性用トイレも個室が4つしかなかったので、

土日やGWは激混みの予感です。

人混みが苦手な私はあまり落ち着かない印象でした。


コンビニも近くにないのでバスタ新宿に向かう前に買い物を済ました方が良いですね。


ハイウェイバスドットコムの臨時便は西口の乗り場から出るようなので、

人混みが苦手な人はあえて臨時便を予約するのもありかもしれないです。



私の使う便の情報になるので、予約のときによく確かめてご検討くださいね。




写真くらいとればよかった・・・・。




2016年3月31日木曜日



三菱一号館美術館「PARIS オートクチュール—世界に一つだけの服」展

に行ってきました。


三菱一号館美術館入口のポスター
この写真の下手具合は私の撮影



「PARIS オートクチュール—世界に一つだけの服」展は3月4日から5月22日までです。




三菱一号館美術館は2010年開館して以来、すっごく行ってみたい美術館でした。


レンガ造りのかっこいい建物
東京駅からてくてく歩いて向かいます



今回初めて知ったのですが、

もともとは三菱が1894年に建設した「三菱一号館」はジョサイア・コンドル設計

のもので、それを復元したのが三菱一号館美術館なんですね。


たどり着いて、まず、三菱一号館美術館の建物がすごく素敵!!!


本当に絵になる
照明まで素敵なんですよね



今回はしっかり者の友達に連れてってもらったのですが、

友達にひとしきり、すごい!建物すごい!

と興奮してました。



本当にオシャレなんです。


レンガの外装がすごく素敵。

建物内の重厚感ある内装も素敵。

照明や階段の雰囲気も素敵。


中庭にはいくつかお店が入っていてそれも雰囲気がいいし、

お花もちょうど咲き始めていて、すごくいい庭です。


三菱一号館美術館の中庭だけでも楽しめる!!
中庭だけでもだいぶ楽しんでいました



オートクチュール展、やはり客層は女性が多かったです。


中庭からの入口で、「すこし混んでるかな?」と、


心配になりましたが、身構えていたよりもゆったり見ることができました。



三菱一号館美術館のチケットカウンター、

めっちゃかっこいいいい!


映画にでてくる銀行のカウンターみたい。


こんなチケットカウンターに興奮したのは初めてでした。




ファッション、シャネルやディオールなんかの有名ブランドを身にまとったことがないので、

見ても詳しくないのですが、純粋にきれい!おしゃれ!


と、感動しながら時代とともに流行が変化していく様子が見ることができるのは、

面白かったです。


やっぱり女性は、うわー。これプレゼントしてほしいなとか

欲望とともに展示を見ていけば、いいんじゃないでしょうか?


撮影可能な部屋がありました

青いドレスが存在感ばっちりだった
こういうの、すごく美しい女優さんみたいな人が着こなすんだろうなあ



一部屋だけ撮影可能な展示室がありました。

この青いドレス、入ってすぐ、一番人目を引いていました。


このセクシーなドレスを着こなせるのってすごいですよね。


今回、写真がすごく美しいのは私の技術がアップしたのではなく、

ほとんど友達の写真を拝借しているからです。


うーん、私にはこういった写真のセンスが皆無です。

うらやましい。

シンデレラ的な構図がいいですね
デザイナーの絵がかわいい


今回、一枚ポストカードを買いました。

シャネルさんの仕事する手の写真。

できる女の手。

なんか。かっこいいポストカードだなと思って買いました。

PARIS HAUTE COUTURE

の展示ロゴもかっこいいなと思って、あえて袋に入れたまま写真に撮ってみました。

仕事をする女性の手ってかっこいい
シャネルの手のポストカード



ファッション全然わからないけど、三菱一号館美術館に

とにかく行ってみたいと思って行ってきたのですが、

展示も建物もすごく楽しめました。




ほんといい建物。すてきな展示。


満足度が高かったです。



2016年3月20日日曜日


今回2回目の江戸東京博物館にいってきました。

「レオナルド・ダ・ヴィンチ 天才の挑戦 」展



4月10日(日) までということで、

平日たまたまお休みがあったので、

糸巻きの聖母もゆっくりみれるのではないかと期待して行ってきました。



簡単に言うと甘かった笑




江戸東京博物館の来館者は比較的年齢層が高めなのと、観光客が多いです。



毎月第3水曜日(シルバーデー)は、65歳以上常設展が無料らしく、

私がいった日はちょうどそれと重なりけっこうなお客さんが並んでいました。


でもすごいですよね!



江戸東京博物館入口の様子
  江戸東京博物館



江戸東京博物館は特別展も広く、

常設はもっともっと広くてボリュームがあるのでほぼ1日見るのにかかります。


私もいつかシルバーデーの恩恵に預かりたいです。


そんな混み具合でもあったので、

いつもは借りないのですが音声案内を借りながら

展示物のキャプションを読むのは諦めて

なるべく展示の部屋ごと出来る長い列には加わらないようにしながら見ることに。



お客さん多めです
特別展の入口からもけっこう混んでました



混んでいるときは、待ち時間に音声案内を楽しむことが出来るので、

比較的よく借ります。


今回は520円で生瀬勝久さんのナビでした。


混んでいるのに対応して財布も何もかも荷物をロッカーに預けて行きました。



音声ガイドはだいたい500円と決めつけていたので、

500円握りしめて音声ガイドレンタルの前に立ったら引き返す羽目になりました。


恥ずかしい。



音声ガイドでダヴィンチのちょっと変わった人柄や観察眼を楽しむことができました。



展示のメインは 『鳥の飛翔に関する手稿』のパネルで、

何が書いてあるかわからないお馴染みの鏡文字


(鏡に映すと読める、左利きのダヴィンチが考え出した右から左に文字を反転させて書く筆記方法)


の現物を見ることができます。


鏡文字
『鳥の飛翔に関する手稿』



菱田春草の考察ノートを見たときは春草の真面目な人柄から

ノートなんて展示されたらすごく嫌がるだろうなと思いました。



でもダヴィンチはマグリットの思考のメモを見たときと同じような、

全く同じではないですが見てる人を試して面白がるようなタイプの人だろうなと、感じました。



初来日で今回の展示のもうひとつのメイン。


糸巻きの聖母です。



これを見るのに60分待ちの別室の列に並びます。



実際には40分くらいで作品の前にたどり着けます。



人が多いのと順番待ちは大嫌いですが、糸巻きの聖母は見ないと1450円のチケットがもったいないです!


ポストカード買いました
糸巻きの歳暮



やはり、ダヴィンチ派の人たちの模写などとは違います。


すごく惹き付けられる、ダヴィンチ独特のぼんやりした柔らかい輪郭や表現力があります。


40分並ぶ有り難みがあります。



糸巻きの聖母は個人の所蔵なので今回見ることができて良かったですが、

こうして、日本で並んで人混みのなかで有名な海外の作品を見ていると、

ぜひ常設の状態で出会いたかったなぁ、なんて思います。



本の感想は苦手なので書きませんが、今回ダヴィンチテンションを上げようと思い、

ダヴィンチコードを合わせて読んでました。


高校生の時映画の公開でブームになっていたときに家に揃っていたのですが、

絶対面白いとわかっていても、どうしても、流行りものが嫌いで未だに読んでいませんでした。


未だにアナと雪の女王も見ていません。笑

(ディズニーは好きですよ!ただタイミングがない。)


要はあまのじゃくなのですが、


ようやく読みました。



聖杯説を織り混ぜながらダヴィンチの作品が多く登場して面白いです。

ものすごくルーブル美術館に行きたくなりました。


久々に読書熱が高まりました。



3月19日から
近代百貨店の誕生

江戸東京博物館の予告で「近代百貨店の誕生」

面白そうだなと思いました。






しまりす屋はこちらから。


2016年3月13日日曜日



美術館に行くと、他の展示のパンフレットを見て

情報収集をするのは欠かせないのですが、


志村ふくみ展を見たあとに衝撃が走りました。



2016年の4月27日から8月22日の期間、

六本木の国立新美術館で「 オルセー美術館、オランジュリー美術館所蔵ルノワール展 」

が開催予定。



そこではルノワール「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」


がなんと初来日するらしいんです!!



すごいことですよね!


3年前の 「真珠の耳飾りの少女」の来日くらい大物だと思いました。



でも、思ったのが、

絶対混んでる。

絶対チケット高い。




それが、3月いっぱいペアチケットが特別料金で購入できるようなんです。


通常1人1600円のところ ペア2200円で購入できます。



私は既にコンビニで買いました。



職場ではこんな早い仕事したことないのに、速攻で買いにいきました。

このチケットは1人で2回いってもいいらしいですよ。



田舎者的には展示の混み具合は気になるところです。


去年の鳥獣戯画展を思い出して、

ちょっとうっ、と思いましたが、 混雑を見越して、

GW後の平日にお休みをもらって行ってこようかな。




今年、早速の見逃せない展示です。



なんだかステマのようなタイトルになってしまったのですが、

純粋に割引でチケットを買えた喜びを表現した結果です。笑


しまりす屋はこちらから。
2015年12月21日月曜日





国立科学博物館「ワイン展」行ってきました!



上野公園の国立科学博物館の特別展「ワイン展」行ってきました!


国立科学博物館というと、以前、チョコレート展をやっていて

興味あったのに行けなくて心残りでした。


カハクのシンボルですよね
実は訪れるのは小学校の修学旅行以来



今回のワイン展、(私はチョコレートよりワインの方が好きかな...笑)

よし!行こう!と、心に決めていました。



美術館や資料館は、良く行くのですが、

科学系の博物館の企画展ってあまり足を運んでいないんですよね。




行く前から、色々興味ありました。どんな内容なのか、


どのくらいのボリュームなのか、どんな客層なのか、一人で行っても切なくないか。



金曜の平日に行ってきたので、一緒にいってくれる人が見つからなくて、


一人で行ってきました。



結果的に展示が面白かったので全然平気でした笑


ワイン展のチケット
ワイン展のチケットがオシャレ



客層は一人で来ている男性が多目だった気がします。



平日ということもあるのか若い人は少な目でした。



入ってすぐ、BGMの流れる展示空間にたどり着きます。


ワイナリーっぽさを演出していました
展示の様子



美術の展示に比べて、なんというかワイン~という

雰囲気作りも大事になるんだろうな、なんて思いました。




ブドウの品種、作り方について、ワインの作り方、味の楽しみかた、

世界のワイン史、日本でのワイン作り、ワインのデザイン。

と、いった流れで展示が進められ、

想像以上にボリュームがあって楽しめました。




展示もワインのボルドーとかシャンパーニュとかピンと

来なくても解説がわかりやすいので詳しくなくても大丈夫でした。



さすがカハク、五感を使うような展示が工夫されていて、


ブドウを足で潰す体験や香りを当てるクイズなど面白かったです。



具体的な時代を忘れてしまったのですが、

紀元前2000年には文献にワインが登場していて、

それよりも遥か昔から作られていたんですね。



しかも、発祥が西アジアとは知りませんでした。



シルクロードを通ってヨーロッパまで運ばれることで

世界中に広まっていったようです。




なんと素敵な歴史!世界史は苦手だったので、

わかりませんが、いかにも世界史的ロマンが詰まっていると思いました。



でも、なぜヨーロッパの方が現在の産地として有名なのに

西アジアではあまり定着しなかったのかな?

と、素朴な疑問が。



気候変動?国策の違い?食文化の変化?宗教?

学芸員さんに質問したかったのですが、

いい機会が無くて質問はできませんでした。



詳しいかたにいつか教えていただきたいです。


ワインのボトルやコルクは、中に入れるワインに合わせたものが

選ばれているなんてことも知らなかったし、

新しいワインの知識をたくさん学べました!


どこかで生かせるかはよくわかりません!

黒字にピンクがオシャレ
ワイン展のポスターデザインが個人的にすごく好きです


最後のデザインのところは芸術家のラベルデザインを特集していて、

絵が好きな人も楽しめると思います。


こんなオシャレな作りになってるとは知りませんでした
カハク日本館の天井、かっこいい建築です

気軽に行って楽しめる展示です。



会期はまだまだ長いので是非行ってみてください。




2015年11月24日火曜日



六本木一丁目にある泉屋博古館の「きものモダニズム」

という銘仙の展示に行ってきました。



着物が好きで、大学で織物関係のことを調べていたので

銘仙の展示があると知ったら行かずにいられませんでした。



さて。泉屋博古館、私もあまり馴染みがなく、

周りの人に行ってきましたーと、言っても「???」


という反応が多かったので、まずはご紹介。



泉屋博古館は本館は京都にあります。


今回私が行ってきたのは六本木の分館。


きものモダニズム



住友コレクションと呼ばれる住友家の所蔵品の展示を行っている博物館です。

青銅器や茶道具がメインですが、

今回は須坂クラシック美術館の協力で銘仙の展示を行ったそうです。



須坂クラシック美術館。

隣を素通りしながらいつか行きたいなーと思っていたのですが、

まさか、東京まで見に行くのが先になるとは笑


近いうちにちゃんと行きたいです!


この、きものモダニズム展、着物で行くと100円割引です。



着物来ていくところがあんまり無いので

気合いをいれて長野から着物着て高速バスのって行きました。

(とっても浮いていたし、体勢キツかった)



その日はちょうど15:00からのスペシャルギャラリートークに間に合うように到着。



すごく勉強になったし、倍楽しめました。



美術館に行く際に同じ値段で倍楽しめる工夫って

大事だなーと最近感じています。




更新が遅くなってしまったので、イベントはもう終わってしまったのですが、

泉屋博古館、イベントが充実しているので行く際は要チェックです。




スペシャルギャラリートークには

この展示の監修を行った長崎巌氏(共立女子大学教授)

がお話ししてくださいました。



きっと通っていた大学で教えてもらっていたらすごく好きだっただろうなー

と思う素敵な先生でした。



ギャラリートーク、ロビーがいっぱいになるくらいの賑わいでした。


しかも着物をバッチリ着ている女性陣に囲まれて、


なんかヨレヨレの絣を着ていた私は小さくなって参加していました。




大正、昭和にかけて女性にもてはやされた銘仙の魅力は安さと華やかさ。


銘仙とは製糸の際に繭を一本の糸にほどくことは出来ても

B級となってしまった糸を使った着物です。



それが化学染料の登場と重なったため、

安価な価格と自在な色合いの表現を可能にし、

女性からの支持を集めたのです。



ちなみに、B級となってしまった繭の中でも糸として紡ぐことが

出来ないものはくず繭と呼ばれます。


そのくず繭を綿状にほぐしてから紡いで糸にしたものを使ったものが紬になります。

(私はこちらの方が詳しい)


展示はデザインに焦点を当てて、

意匠ごとの進化を展示でわかるようになっていました。



デザインの変化は時間軸に沿ったものではないものの、

古典的な柄からどんどん離れて自由な発想を

着物のデザインとして表現出来るようになり、

銘仙の可能性の大きさとまたそれが銘仙らしさという点がよくわかります。



展示は伝統的な麻の葉柄や矢羽柄からはじまります。


吉祥紋様のたちばなや夫婦仲のよさを意味するおしどりなどは

端的に言うと意味を離れて、「かわいい!」と、

感じるカラフルでポップなデザインとして取り込まれます。


チューリップや薔薇のデザインは多く、

もともと着物のデザインにはあまり見られなかった洋花も多く見られます。



しまいにはなんの模様かわからない、

抽象的、色彩構成的な作品も登場します。



解説の先生の言葉を借りると

「ここまで来ると、見る人の感性次第。コンテンポラリーアートの領域」

だそうです。


すごい。



女性向けの着物の展示なこともありますか、

こうやってカラフルな展示が並んでいると、


もう着物自体をキャンバスとして自由な表現を銘仙で表していて、


今でいうとワンピースを越えた自由なオシャレを

楽しんでいたんじゃないかなと思いました。



着物が好きな人はぜひ、見に行ってほしい展示です。


あと少しですが、会期は12/6までです。


最近、自分でもびっくりですが、六本木ばっかりでした。




六本木、ふらーっと楽しめるアートスポットが多いので1日楽しめると思いますよ。





オーダーメイドフェルトマスコットはこちらから



2015年11月1日日曜日



六本木、ミッドタウン内にあるサントリー美術館の

「久隅守影」展に行ってきました。



木曜のお昼過ぎくらいに行ったためか、ゆっくりみることができました。



以前、サントリー美術館に行ったのは高校生のときに

ロートレック展を見に行って以来でした。


平日か土日だったかは定かではありませんが、

すっごく混んでいたのを覚えています。



ロートレックの人気ゆえだとおもいます。


あんまりに混んでいたので、人がいっぱいイメージがありましたが、

今回は落ち着いていて、なんて素敵な空間なんだろう!と感動しました。



久隅守影、あまり人物についてよく知りませんでした。


最も有名な納涼屏風図を国語の教科書で知っていたくらいです。



久隅守影は、狩野派の画家で狩野派の系譜のなかでも

才能を発揮した人物です。


しかし、女流画家で娘の雪信は門下の画家と駆け落ち、

藤十郎は島流しとなってしまい、一家離散の中激動の人生をおくりました。


知らなかった...。



しかし、作品はとても知的で画題に対する豊富な知識を感じさせるユニークなものです。


四季を通じて農村の人々を描く耕作図が多く展示されていました。


私は狩野派っぽい花鳥図とかが好きですが、

耕作図の中にも一人一人キャラクターが描き分けられていて見ごたえのあるものでした。




有名な納涼屏風図、やはり素晴らしかったです。


古今東西どこにでもあるような、

でもこの作品の中にしかない、

静かな夏のひとときを間近にみることができました。


月の空がたっぷりとした余白に描かれているのがいいなー!

と、思いました。





最後の展示室では娘の雪信の作品が展示されていました。


守影が素朴な男性的な作品とすると、

雪信は色彩感覚が優れていて繊細な女性的な作品です。


私は一目で雪信に魅了されました。

人気のあった絵師らしいのですが、すごくきれいでした。

私は普賢菩薩、めちゃめちゃ美人と思ってみていたのですが、

どうでしょうか?




サントリー美術館、これまでの展示を見返すだけでも

生活の中の美がテーマとわかります。


私はこの視点がとても大切で美しいなと感じるので

いつも興味のある展示ばかりで、

またすぐ行くのではないかと思います。


前回なんかは

「乾山、見参」(けんざんけんざん)

というタイトルでサントリー美術館、どうした!?


と、思ったのですが笑、乾山も大好きなので本当に行きたかった。



六階のお茶室は非公開になっていて、

不定期で点茶を開催しているそうです(要予約)。


すごく行きたい! 次は点茶席に入るのが目標です。





オーダーメイドフェルトマスコットはこちらから




2015年10月4日日曜日



一人でふらふら、

駒場公園の日本近代文学館旧前田侯爵邸に行き、


日本民藝館西館の柳宗悦邸に行って充実した午後を過ごしました。


駒場周辺、1日楽しめます。



この日は東大生気分で歩いていました。



でもこのコースで気を付けていただきたいことが1つ。

靴を脱ぐ機会が半端ないです。


お恥ずかしながら、まさかこのタイミングで靴下に穴を発見していた私。

(ブログに書くようなことでもないと思いますが・・・)


前田侯爵邸で猛スピードでスリッパに足を突っ込み、

柳宗悦邸でも高速履き替えを行い、

日本民藝館でも人目を気にしながらスリッパに履き替えるという事態でした。


これほどスリッパという心遣い(しかも先端が開いてないやつ)

が心に染みたことが無かったです。


こう、心なしか靴下に穴が空いている負い目(?)で展示にも集中できないような。


穴の空いた靴下で美術館や博物館の類いは行くなという教訓を授かりました。




さて、日本民藝館を出て東北沢駅に向かっていると、

いい感じのお店があります。


Graphio/buro-stil (グラフィオビューロスタイル)というアンティークのお店です。



そこで出会ってしまったんですよねー!

節約を決めていたというのに、買ってしまいました。


4500円のくまちゃん。


左側が今回買ったくまちゃんです
右側はオランダで買った茶色い黒電話



1960年ころのチェコスロバキアの陶器らしいです。


顔の可愛さとポージングが‼


1980年のモスクワオリンピックの「こぐまのミーシャ」みたいでかわいいと思うんです。


ゆるい感じがかわいいキャラクター
モスクワで買ったミーシャのバッジ



なんとなく信楽焼みたいな日本的な釉薬の感じもよくって。

最近なんだかクマのグッズがやたら欲しくなるクマブームが訪れていたせいもあります。



こぐまのミーシャって、日本語だとこぐまのくーちゃんくらいの

語感だと思うんです。

それが公式キャラクターって!おおらかでむしろ魅力です。



レジで会計をしていると、本当にたまたまなんですが、

店員のお姉さんに「Tシャツもクマですねー」と、言われて


ホントだ!!!!!と、自分でもびっくり。



なんだか赤面でした。




2015年9月26日土曜日



日本近代文学館など、駒場をお散歩したときに


駒場公園内の旧前田家本邸にもいってきました。




駒場公園内に旧前田家本邸という素敵な建物があることを知りませんでした。

日本近代文学館を目指していると、「なんか素敵な建物がある!!」

と、なりました。


旧前田家本邸入口
旧前田家本邸入口


外観も素敵です
日本近代文学館にいく方向からみた外観



全然知らなかったので、「どちらの前田さん?」って、なりました。
(すみません)



浮かんだのは加賀百万石の前田さんと

大学時代サークルが一緒だったお友達の前田さんくらいでしたが

見事、前者が正解でした。



前田家の第16代当主前田利為の本邸として

昭和4年(1929)に建てられたものです。


ゴシック調を簡略化したチューダー様式で作られたもので

日本風の意匠もみられるとても趣のある建物です。



今回、見学できたのは洋館です。

日本近代文学館の近くに和館の入口もありましたが

現在耐震工事中で、見学することができませんでした。


う~、残念!と、思っていたのですが、

和館の耐震工事の終了とともに

メインの洋館が耐震工事に入るためしばらく見学できなくなるそうです。


むしろタイミングよかったです!!!


毎週木、金、土曜日、祝日に公開
公開日に注意です

旧前田家本邸

ほかにもタイミングよかったのは

旧前田家本邸では毎週木、金、土曜日、祝日

午前11時~、午後2時~

ガイドボランティアがあるようで、


ちょうど2時からのツアーに間に合いました。



 たくさん見学者の方がいたので、ちょっと聞き逃してしまった部分もあるのですが、

教えてもらうからこそ分かる楽しみがたくさんありました。



見学している中に20代女子が一人というのはちょっと浮いている気がしましたが、

面白かったです。



旧前田家本邸内は撮影自由です。

一般公開日は水曜日・木曜日・金曜日・土曜日・日曜日及び祝祭日です。


公開していない火曜日には写真や映像の撮影用に貸し出しをしているそうです。

ドラマの撮影からコスプレをしたお嬢さんの撮影まであります。

と、ボランティアの方が言っていたのでびっくりしました。



一階はお客さんを招待するために豪華なデザインでもてなせるように作られており、


二階は生活のスペースとして質素に(とはいいながらすごくおしゃれに)作られています。




奥様用の部屋はなんとなく女性らしい雰囲気のある作りだなーと思いましたし、
 

食堂は和館と庭が出窓から眺められるようになっていて、

お客さんが大勢来た時にもてなせるよう配慮されているのがわかりました。


広々したお客様用の設えです
豪華な意匠の食堂

ふらっと、立ち寄ったのにとても満ち足りた気持ちです。


入ってすぐ右手側に喫茶スペースもありました。

ゆっくりできそうです。




オーダーメイドフェルトマスコットはこちらから








 
2015年9月20日日曜日



日本民藝館まで行った際に日本近代文学館にも行ってきました。


日本近代文学館、近いし行ってみよう!

と、当日に思い立って、ものすごく遠回りしながら行ってきました。



向かっていると「駒場公園ってどこかわかりますか?」

と、女性に道を聞かれ 「ごめんなさいわからないですー」と、平謝り。


その時はまさか目指している日本近代文学館が駒場公園の中にあるとは知らず、

到着してから、ごめんなさいー!!!!と、心のなかで叫びました。


駒場公園内に日本近代文学館があります
駒場公園、方向音痴としてはこの入口がちょっと迷ったのです笑
 
 


よく、道を聞かれるんですよね。

でも、すごく方向音痴だし説明も下手なのでまともに案内できたことがありません。


どうしたら、私に道を聞かないでおいてくれるのでしょうか。

無自覚に何でも聞いてみたいな顔をしているのでしょうか。


お役に立てなくて申し訳ない気持ちでいつもいっぱいです。


一度、新宿で道に迷っていたら道を聞かれて、

「私自身も今道に迷ってるんですよねー」と、言ったら

むしろその人に案内してもらったことがあります。




私の方向音痴の話はさておき。


日本近代文学館。とても重厚感のあるしっかりした施設。

という印象でした。

どっしりとした印象の建物
日本近代文学館



私が行ったときにはちょうど「近代文学の名作「昭和」展」をやっていました。

観覧料はなんと100円。


100円なら、ふらっと訪れても何回でも見ていい気持ちになりますよね。


昭和の文学の流れとそれぞれ代表的な作家の解説と実際の原稿が展示されていました。

有名な小説ですらしっかり読んでいないし、

大学で最低限の文学の授業しか受けていなかったので深くは理解できていないのですが(反省)、

とても勉強になりました。

入口に掲示されていたポスター
近代文学の名作「昭和」展



社会と文学の流れがよくわかったし、

原稿をみていると、几帳面な性格なのかなーとか、

堀辰雄ってこんな顔してたなーとか思いました。


ちゃんとした感想がなくてすみません!笑



受け付け横にはライブラリーの入り口があり

資料の閲覧ができるスペースがありました。


こうしてライブラリーもしっかりと設けられているの素晴らしいですよね。



それと講座も面白そうでした。


今年は 資料は語る「文学と挿画のコラボレーション」というタイトルで講座が開催されています。

こういった講座、都合がつけばぜひぜひ行ってみたいです。


大学生のとき、こういった勉強なんてやる気を出せばいくらでも受けることができたのに。

と、今になって学ぶことのありがたさがわかります。

こうしてお金を出してまで学びたいと思う日がくるんだよ!

と、大学生の私に言ってやりたいです。



館内にはステキな喫茶スペースもありました。

お昼を食べた直後だったので入らなかったのですが、

すごく雰囲気のよい空間だったので、のんびり館内カフェで過ごすのも良いかもしれません。




もっと色んな作品を読んで、ちょっとは理解できないとダメだなーなんて感じました。

出直してきまーす。



しまりす屋もぜひご覧ください!!
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