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2018年11月25日日曜日



小諸市といえば懐古園!

中学生の時、動物園の写生大会に行ったのが最後です。

懐古園知ってるー!
という人も懐古園はいくつも博物館があるカルチャースポットなこと、
なかなか知らないのではないのではないでしょうか?

三連休のなか日に行ってみると、
懐古園の駐車場はなんと満車!!

懐古園ってこんな賑わってるんだ...
(失礼)

懐古園の駐車場500円だし...

駐車場のおじさんに聞いてみると、
小山敬三美術館の方にも駐車場があるとのこと。

しかも無料!

行ってみると、閉館してしまったのですが渥美清こもろ寅さん会館があり、
そこの駐車場に停めることができました。

小山敬三美術館もその駐車場からすぐ近くです。

地学が好きなので興味はある
美術館の案内があります

写真の中央に渥美清の銅像
金ぴかの寅さんの銅像が

看板に従って行ってみると、
岩石の展示がしてある庭を通って小山敬三美術館に出ます。

岩石に興味がないわけではないのですが、ちょっと寒いのでまっすぐ美術館へ。


美術館はとても素敵な白い建物です。

有名な建築家の作だそう

入館料は200円、懐古園に入る方は500円。

今回こことは別に小諸義塾記念館しか行かない予定だったので200円でしたが、

500円で懐古園の動物園、遊園地(乗り物代別)、島崎藤村記念館、郷土資料館などに入れます。

すごくいいですよね!!

ネットでみた情報だと遊園地のところに授乳室があるそうですよ。


現在ちょうど企画展「新収蔵作品展 時を超えて世に出る名品」をやっていました。

ポスター


外観がこぢんまりしているように感じますが建物のなかは奥行きがあって広いです。

入ってすぐの大きな展示室は傾斜のついた特徴的な造りで
こだわりのあるかっこいい建築だなと、室内からも感心してしまいました。

お客さんの混雑はなく、とてものんびり見ることができたので、
赤ちゃんを連れていても平気でした。


小山敬三は重厚感のある油絵の作品が代表的です。

1897年に小諸に生まれ、23歳のときに島崎藤村のアドバイスでフランスへ留学します。

小山敬三の家は味噌と醤油などを商う豪商で
お父さんの小山久左衛門は家業と平行して純水館という製糸業にも取り組んでいたそうです。

小諸義塾にも関わっていたようで、小山家が地域にどのような影響力を持っていたのか興味を持ちました。


小山敬三は31歳で帰国するまで西洋の構図や様式を学びます。

留学中にフランス人の奥さまをゲットして帰って来ます。

小山敬三

この絵は浅間山を堂々とした構図で描いたものです。

戦時中、小諸に疎開してきた小山敬三は浅間山
に感銘を受け好んで描いたようです。

フランス人の奥さま、戦時中大変だったのではないかな...と少し気になります。

晩年には、高輪プリンスホテルのための大作「紅浅間」を描きました。

私、何年か前に高輪プリンスホテル行ったことがあるのですが、覚えてない....。

知らないというのは悲しいものですね。

素晴らしい作品をみるチャンスをなるべく逃さないように
アンテナをはって生きていきたいです。


油絵がメインですが、日本画と水彩画も残しています。

私は日本画もとてもいい作品が多いなと驚きました。

この建物から見える景色がすごくきれいでした。

小山敬三美術館からの眺め

北アルプスとちょっと時期を逃した紅葉。


美術館の隣は移築されたアトリエです。

アトリエも素敵

丸窓が素敵。

冬季は公開していないそうで、残念。

文化人の住んでいた建物が大好物なので暖かいときにまた来たいです。



2016年11月15日火曜日




だーいぶ、時間が経ってしまいましたが、

大阪府堺市にある「アルフォンスミュシャ館」に行ってきました。



2013年春に六本木の森美術館で行われた

アルフォンスミュシャ展に行ってきたのですが、

平日に行ったのに身動きが取れないほどの大盛況ぶり。


2017国立新美術館にアルフォンスミュシャの大作

「スラブ叙事詩」が来日するのを心待にしている人も多いのでは?




美術に興味はないけどミュシャは大好き。

という方、多いのではないでしょうか。




2013年の森美術館の混雑のなか、私は思いました。



そんなにみんなミュシャが好きなら、堺に行った方がいいのに....。



そうなのです。

私のような人混み大嫌いでも、素晴らしいミュシャ作品を

ゆっくりと味わうことができる美術館が、

この「アルフォンスミュシャ館」なのです!!!



初めて訪れたのは中学生の時に、あまりにミュシャが見たくて

母と行ってきました。

大阪に行く道のりは大変ですが、堺市駅に到着すると、

中学生の私でも迷わなかったレベルですぐ近くです。





駅前の商業施設とマンションが合体しているようなところにミュシャ館はあります。


今回訪れた日はイオンカードがあると100円引きの日でした。

もともとの入館料が500円なので、安い!



エレベーターで三階に上がり、展示室に到着します。



各エレベーターの空間にジスモンダや羽などの作品が印刷された

ガラスが設置してあり、写真撮影可能なスペースです。


こういう空間ってテンションが上がるし、思い出にもなるので大事ですよね。




友達と行ってきたので、写真撮影を早速楽しみました。



ミュシャのジスモンダから始まるポスターの仕事やコマーシャルの仕事って、

とても有名で誰しもが目にしたことがあると思います。



挿し絵画家だったミュシャは大女優サラベルナールの舞台の

ポスター製作に大抜擢され、一躍売れっ子画家となります。


そんな彼の大衆に指示されるアールヌーボーの黄金期を築いた仕事は

本当に素晴らしいです。





でも、このアルフォンスミュシャ館で見ることができる目玉は、

リトグラフ(版画)ではありません。



テンペラや油絵で描かれた大型の作品です。


一緒に行った友人もそういう作品のイメージが無かったと言っていましたが、


多くの人がそう思うはずです。


まず、見ることができるのが百合の聖母。


この作品も中学生のときネットで画像を見て一目で好きになったのですが、

女の子の清楚な可憐さと、画面いっぱいの静かな雰囲気は実物を見て体感してほしいです。


このときはとなりに「クオ・ヴァディス」という初めて見る作品が並んでいました。


友人とともにミュシャの丁寧な仕事ぶりにうっとりしてしまいました。



そこからとなりの部屋へ行くと、「ウミロフ・ミラー」という大型の作品が展示されています。

この作品は名前の通り、丸い鏡が中央に配置されています。


その縁を囲むようにミュシャの絵が描かれています。

円形を生かして、時間や季節の移ろいを感じさせるような絵です。


この作品、中学生の時から知っていたのですが、

ウミロフとは?と思っていました。

どうやらミュシャの知人のミュージシャンのウミロフさんのために制作したもののようです。


さらに別室にハーモニーという大型の作品があります。


この作品は、祖国のチェコを思って描かれたもので、

ミュシャを語るうえで欠かせない作品です。





こういった作品は、陳腐な感想で申しわけないのですが、ため息が出るような綺麗さです。


あれやこれやと解説するよりも、ぜひ、目で見て美しさを体感してほしいです。

この日、金曜日の夕方に行きましたが、ものすごくすいていました。


他にお客さんは二組くらいでした。



ミュシャが好きなら、ぜひ行ってください。

ミュシャ好きで行っていない方は、もう、私が肩をゆすって

なんで行かないの!?と大声を上げたいくらいです。



私が行ってきたのは、9月で

ミュシャのアトリエ―どんな作品を作っているの?― という企画展を行っていました。


現在はミュシャと新製品の誘いという企画展になっています。


ぜひ、訪れてほしい美術館ではありますが、

展示が変わってお目当ての作品が不在の場合もあるかと思いますので、

HPでチェックをお願いします。



ミュージアムショップも珍しい作品のポストカードがあって思わず買ってしまいました。



4月、8月、9月をチョイス
カレンダーシリーズのポストカード

カレンダーのシリーズのポストカードを買いました。

4月、8月、9月を選んでみました。


こんな素敵なカレンダー初版で手にいれた当時の人たちがうらやましいです。

タイムスリップして家宝にしたいですね。





このときはミュシャだけでなく、大阪を満喫しました。


写真は大阪旅行ダイジェスト版。

大阪名物どてやきの食いかけ

USJでご飯を食べていたら恐竜が入ってきた


川沿いで意識の高い朝ごはんを食べた


個人的にミュシャを越しそうな勢いで欠かせないよしもと新喜劇もNGKで見てきました。

私は内場勝則さんファンですが、辻本茂雄さんの座長の時で最高に面白かったです。



日本中で、新喜劇を放映してほしいと心から願っています。

当時小学生だった私は長野県で吉本新喜劇の放送が終了したその日号泣したのを覚えています。


こういう東日本の民のニーズをどこかで誰か拾ってくれないでしょうか。





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2016年6月12日日曜日




「オルセー美術館・オランジュリー美術館所蔵 ルノワール展」




時間が経ってしまいましたが、5月下旬。


あの。

国立新美術館のルノワール展、行ってきました。



作品のポスター前で記念撮影
このムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会目当ての人多いですよね




ぜっったいに、混む!と、思ったので平日に行ってきました。


平日の午前中ということもあって、スムーズに見ることができました。



やっぱり人出の多さは感じましたが、

国立新美術館の展示スペースの広さもあり、

さほど混雑していて過ごしづらい印象はありませんできた。



ルノワール展、とても豪華です。


本当におすすめです。

すごくおすすめです。





国立新美術館は乃木坂駅と直通で迷いようがなく、


建物の吹き抜けの気持ちのいい作りなところがかっこよくて好きです。


オープンテラスがさわやかで、いつかのんびり過ごしてみたいです。



個人的に国立新美術館のテラス席が、軽井沢のツルヤ(スーパー)の

テラスデッキみたいなところに似ていると思っています。

いったい誰が共感してくれるのでしょうか。笑





安い!と、感動していましたが、内容を見てさらに感動しました。



今後は絶対に行くであろうチケットを上手にゲットしていくように心がけたいです。

年間趣味でこれだけの美術館に足を運んでいるとチケット代が馬鹿になりません。




印象派の作品は印象派展といった形で目にすることが

どうしても多いかとは思いますが、

しっかりとルノワールに焦点が当てられ、

彼の生涯と仕事がよくわかる展示内容ですごく面白かった。




ルノワールは、年をおうごとにぽっちゃり系が好きなんです。(多分)


正式なタイトルは

オルセー美術館・オランジュリー美術館所蔵 ルノワール展

ですが、本当に有名な大作が惜しみ無く展示されていました。



今、 オルセー美術館とオランジュリー美術館は


ルノワールファンが訪れたら何と言い訳すればいいんだろう?


と、心配するほどたくさん有名な作品が来ていました。

ほんとすごい。




すごいを連呼していますが、すごく有名な作品が多すぎて拾いきれません。


いくつか気に入ったものをかいつまんでご紹介します。



まずは、印象派時代の最高傑作と言われている、

「ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会」



手前の女性二人がかわいいです
想像よりも小さめな作品です



初来日だそうです。


これを、すごく見たいなと思っていました。


会場の比較的序盤で見ることができます。

印象派たる、ルノワールが表現を大成させた外の明るさと楽しさと

キラキラしていて人々の楽しげな声が聞こえてきそうな作品です。


改めて、間近で見て思ったのが、けっこう人いっぱいいるな。

と、思いました笑


頭の悪そうな感想ですが、それだけ真ん中の人物に目が行くような構成といいますか、

結構な雑踏のような人がたくさん描かれている作品なのに、

明るくてさわやかな印象なのってすごいなと思いました。



モデルは画家仲間など大切な人に集まってもらって描いたそうです。


柔らかくて楽しい空気が伝わってくるのは、ルノワールの大切な人を

描いているからでしょうか。



ルノワールは、景色を描くならそこに行っていたくなるような場所。

せっかく描くなら理想的な美しいものを。という考えを持っているタイプだったようです。


ひねくれていなくて、いいですよね。



晩年の大作として、多くの人に評価された、

「浴女たち」という大きな作品も見ることができます。


晩年、この時すでに絵筆を手に持つことができず、

通常よりも薄く溶いた絵の具を使い、腕に筆を括りつけながら描いたようです。



しかし、そんなことを感じさせないあたたかな世界観と、

女性たちの幸せそうな表情が丁寧に描かれています。


ルノワールが、生涯を通して絵画の表現をどう追い求めたのか、

ルノワールが描きたかったものは何か、

よくわかる素晴らしい展示でした。



私が最も気に入ったのが、

「田舎のダンス」「都会のダンス」です。






少しクールな印象




どちらも、女性の表情が素敵で、見たことのある作品ではありましたが、

本物を見て本当に好きになってしまうパターンでした。


田舎のダンスの楽し気な笑い声が聞こえてきそうな、幸せそうな雰囲気も本当に素敵。

田舎のダンスのこのモデルの女性は、ルノワールののちの奥さんだそうです。


確かに、ルノワール、気合が入ってる感じがします。



私は、都会のダンス、すっごく女性の表情がすごくかわいくて好きです。



ちょっとすましている感じと、肌やドレスのやわらかな質感が出ているところ、

とにかくすごく好きになりました。



実物をみてこそ、良さがわかることってありますよね。


そんな体験をしました。


会期はまだまだ、2016年8月22日まであります。


ぜひぜひ、お見逃しなく。








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2016年4月20日水曜日



東京国立博物館の特別展「生誕150年 黒田清輝」展に行ってきました。


年度始めは気合いの入った特別展がどこも多いので行くところが多くて困ります。

幸せな悩みです。


平成館に入るのは去年の5月に「鳥獣戯画」展以来です。

混んでいるのに辟易した記憶があったので、

平日の午前中に行ってきました。


上野公園からとりました
撮るのが遠すぎたトーハク




私はどれだけの有給を特別展に充てるのでしょうか。



さて。狙い通り特別展でも落ち着いて見ることができました。

よかった!


鳥獣戯画展はここが人でぎっしりだった
平成館前のスペースに順番待ちとかはありませんでした



黒田清輝といえば、教科書に絶対載っている「読書」「湖畔」

ポスターにもなっていますが、この展示でしっかり見ることができます!



湖畔と読書がポスターデザインになってます
平成館の壁



黒田清輝は薩摩藩士の家に生まれ、

18歳のとき法律家になるために渡仏したのですが、

そこで画家を目指すことを決意。


ラファエル・コランに師事します。

「読書」ですが、この絵は25歳のときの作品だそうです。

25歳って!



私は今年で25歳なので今からサロンに出品して評価されないと

黒田清輝に追い付けません。


日本とは全く異なる表現方法を吸収して、

自分のものにして評価されることってすごいと思います。


作品を見ていて思ったのが、黒田清輝の作品は色使いが明るいです。



それが外光派の特徴だと言われてしまえばそれまでなのですが、

落ち着いた色でも暗くない。黒田清輝っぽい色使いというものがあるなと思いました。



読書を今回じっくり見ていて思ったのは、

描かれている女性の目、想像以上に真剣に本を読んでるなと思いました。


大したことない感想ですみません。


ポストカード買いました
湖畔のポストカード

「湖畔」のモデルは後に奥さんとなった照子さんという女性です。

かなりきれいな人だと思います。


全体の青っぽい色合いといい優しくて涼しげで、

惹かれる人の多い作品ということにも納得です。




帰国した黒田清輝は西洋の表現を教える立場として活躍します。


「腰巻事件」という事件、聞いたことありますか?

フランスのサロンで入選した「朝妝」(ちょうしょう)という裸婦像を

日本で展示したところ、警察に風紀を乱すとされて

裸婦像の下半身を布で覆ってしまったというものです。



晩年まで黒田清輝はこの芸術の表現への対立と戦わねばならなかったのですが、

今となってはlove展なんかはけっこう直接的だったし、

春画展なんかも昨年あったし、

あえぎ声をあげる大根の作品とかもあるようなので、

おかげさまでこんな時代になったよと教えてあげたいです。



黒田清輝の作品を見ていて思ったのが、

西洋の表現を伝えることや日本の芸術を取り巻く環境に奔走していたから、

自分の作品に取り組む時間ってそんなに無かったんじゃないのかな?

と、思ってみていたのですが、

黒田清輝自身の言葉にも、そういった内容が残されていました。



晩年は自分の表現がうまくいかず、

苦悩している様子もあったようです。


なんというか、ゴッホっぽい作品、師匠のコランぽい作品、

大好きだったミレーっぽい作品と描き分けるのはとても上手なのですが、

これぞ黒田清輝!という作品はやっぱり限られてしまうのかなと思いました。





黒田清輝の教えを受けていた青木繁とかは描きたいものと

表現方法がわかりやすい代表ですが、

黒田清輝はそういうタイプじゃないなと思いました。



スケッチや下絵も多くて、けっこう真面目なタイプなのかなとも思いました。

黒田清輝という人物を理解できる展示内容だと思います。



こういう展示がけっこう好きです。



黒田清輝展、5月15日までです。




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2016年3月20日日曜日


今回2回目の江戸東京博物館にいってきました。

「レオナルド・ダ・ヴィンチ 天才の挑戦 」展



4月10日(日) までということで、

平日たまたまお休みがあったので、

糸巻きの聖母もゆっくりみれるのではないかと期待して行ってきました。



簡単に言うと甘かった笑




江戸東京博物館の来館者は比較的年齢層が高めなのと、観光客が多いです。



毎月第3水曜日(シルバーデー)は、65歳以上常設展が無料らしく、

私がいった日はちょうどそれと重なりけっこうなお客さんが並んでいました。


でもすごいですよね!



江戸東京博物館入口の様子
  江戸東京博物館



江戸東京博物館は特別展も広く、

常設はもっともっと広くてボリュームがあるのでほぼ1日見るのにかかります。


私もいつかシルバーデーの恩恵に預かりたいです。


そんな混み具合でもあったので、

いつもは借りないのですが音声案内を借りながら

展示物のキャプションを読むのは諦めて

なるべく展示の部屋ごと出来る長い列には加わらないようにしながら見ることに。



お客さん多めです
特別展の入口からもけっこう混んでました



混んでいるときは、待ち時間に音声案内を楽しむことが出来るので、

比較的よく借ります。


今回は520円で生瀬勝久さんのナビでした。


混んでいるのに対応して財布も何もかも荷物をロッカーに預けて行きました。



音声ガイドはだいたい500円と決めつけていたので、

500円握りしめて音声ガイドレンタルの前に立ったら引き返す羽目になりました。


恥ずかしい。



音声ガイドでダヴィンチのちょっと変わった人柄や観察眼を楽しむことができました。



展示のメインは 『鳥の飛翔に関する手稿』のパネルで、

何が書いてあるかわからないお馴染みの鏡文字


(鏡に映すと読める、左利きのダヴィンチが考え出した右から左に文字を反転させて書く筆記方法)


の現物を見ることができます。


鏡文字
『鳥の飛翔に関する手稿』



菱田春草の考察ノートを見たときは春草の真面目な人柄から

ノートなんて展示されたらすごく嫌がるだろうなと思いました。



でもダヴィンチはマグリットの思考のメモを見たときと同じような、

全く同じではないですが見てる人を試して面白がるようなタイプの人だろうなと、感じました。



初来日で今回の展示のもうひとつのメイン。


糸巻きの聖母です。



これを見るのに60分待ちの別室の列に並びます。



実際には40分くらいで作品の前にたどり着けます。



人が多いのと順番待ちは大嫌いですが、糸巻きの聖母は見ないと1450円のチケットがもったいないです!


ポストカード買いました
糸巻きの歳暮



やはり、ダヴィンチ派の人たちの模写などとは違います。


すごく惹き付けられる、ダヴィンチ独特のぼんやりした柔らかい輪郭や表現力があります。


40分並ぶ有り難みがあります。



糸巻きの聖母は個人の所蔵なので今回見ることができて良かったですが、

こうして、日本で並んで人混みのなかで有名な海外の作品を見ていると、

ぜひ常設の状態で出会いたかったなぁ、なんて思います。



本の感想は苦手なので書きませんが、今回ダヴィンチテンションを上げようと思い、

ダヴィンチコードを合わせて読んでました。


高校生の時映画の公開でブームになっていたときに家に揃っていたのですが、

絶対面白いとわかっていても、どうしても、流行りものが嫌いで未だに読んでいませんでした。


未だにアナと雪の女王も見ていません。笑

(ディズニーは好きですよ!ただタイミングがない。)


要はあまのじゃくなのですが、


ようやく読みました。



聖杯説を織り混ぜながらダヴィンチの作品が多く登場して面白いです。

ものすごくルーブル美術館に行きたくなりました。


久々に読書熱が高まりました。



3月19日から
近代百貨店の誕生

江戸東京博物館の予告で「近代百貨店の誕生」

面白そうだなと思いました。






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2015年5月17日日曜日



国立新美術館で開催されているマグリット展に行ってきました!


国立新美術館って、大きくて新しいし、

乃木坂駅直通なところがいいですよね。




気合いを入れて行ってきたトーハクの鳥獣戯画展の前日、

ふらっといってきました。



都内で以前、マグリット展の大きなポスターを見かけて、

うわー。行ってみたいなー。

と、じわじわ行きたい気持ちになりました。



国立新美術館「マグリット展」のポスター
国立新美術館「マグリット展」のポスター


私の鳥獣戯画展の行きたい欲求のうち

大半を占めている感情が情熱だとすると、


マグリット展の場合、興味というか冷静な感情で


「うわーいきたいわー」という低めなテンションで行きたい気持ちになりました。



私のマグリット展に対する意気込みはさておき。




国立新美術館では同時にルーブル展も開催中です。


そのため、マグリット展は比較的空いているという

口コミを見てからいったのですが、

なるほど。


確かに混んでいませんでした。


国立新美術館のチケット売り場
国立新美術館のチケット売り場



11時頃行ってきたのですが、

チケット売り場も全然混んでいなくてスムーズ。


タイミングがよかったのか、並ぶことは全くありませんでした。



会場内も、人混み大嫌いな私でも大丈夫な程度の混み具合でした。


マグリットはシュールな、問題提起するような作品

ということくらいしか知りませんでした。



この展示、純粋にマグリットの作品だけで構成されているので、

マグリットをじっくり知ることができます。



私はこういった一人の作者に焦点を当てたタイプの展示が一番好きです。





名前と作品は少し知っていましたが、今回初めてくわしく

マグリットという人物に注目したので、少し人物紹介を。




ルネ・マグリット 1898年11月21日 -1967年8月15日



ベルギーの国民的画家です。

世界的にも20世紀を代表する画家として知られています。


もともとグラフィックデザイナーとして仕事をしていました。

その時の作品も今回展示されていましたが、

ロートレックを思わせるようなオシャレな作風でした。



その後、ジョルジョ・デ・キリコの作品に感銘を受け、

シュルレアリスムの世界へ。




シュルレアリスムに関する授業を大学の時に受けたことがあったのですが、

普通に受けていたのに、いい成績が全然取れなかったんですよね。



私の知能では追いつきません(笑)


シュルレアリスムとは超現実主義という意味で、

精神科医のフロイトの思想、ジョルジョ・デ・キリコの作品

のもとにつづく現実に対抗するような流れ


と、言えばいいのでしょうか。


とにかくぶっ飛んでいます。



ロシアで、ダリ展を見に行ったことがありますが、

こういったシュルレアリスムは完璧に理解することは難しいので、

純粋に作品をみて驚いたり、面白がったりすることにしています。


マグリットの思想
文字が読めないので、わかりません



展示ではマグリットの作風の変化がとてもよくわかります。


マグリットはある時、夜中に目が覚め、

鳥の眠っているはずの鳥かごに鳥ではなく鳥の卵を見間違えたことで、


似た性質のものを勘違いすることの面白さと問題に気づき、

独自の作品の境地に達したそうです。


これは、パイプではない
これは、パイプではない



戦時中はモネの時代と言われ、あえてモネのような色遣いの作品を描き、

戦後はあえて荒々しい、漫画風の人物が登場するもの。


そのあとにまた再び自分の作風へと戻って来るのでした。

この時の作品が、一番完成されていて、私は好きです。




一番好きなのは、「昼の帝国Ⅱ」



このもっとも完成された時期に描いたものなのですが、

問題提起など作品の意味合い以前に、きれいですよね。


昼と夜が混在する面白さが、不思議できれいだと思います。





マグリット展、思ったのが、あえてなのか全然キャプションが無い!!




大きな作品や注目してほしい作品のいくつかは

マグリット自身の言葉での解説が展示されています。


それを読んでも、あんまり意味が分からない(笑)



それは、私の理解力が足りないだけなのですが、

音声ガイドを借りればキャプションのない作品も楽しめたのかなと思いました。



マグリット「空の鳥」
マグリット「空の鳥」


休憩コーナーにはマグリットの無声の映像が上映されていて


奥さんのジョルジョットとともに映るマグリットのドヤ顔を見ることができます。

面白かった。





ダダとかシュルレアリスムとかがもっと美術史の流れの中で理解できるように

もうちょっと勉強しておきたいと思いました。


ジョルジョ・デ・キリコとか、エルンストとかも見てみたい。





マグリットはいつもスーツを着ていて、制作のときにもスーツで

しかもアトリエは持たず、キッチンで描いていたとか。



どんな人柄だったんでしょうか。


きっと個性的な方ですよね。






マグリット展、展示を見る人々のリアクションも面白いです。





思わず笑っちゃう人もいれば、ふーむと感心している人もいて、


マグリット自身がもし、

自分の作品を見ている来場者の様子を見ることがあったとしたら、


相当楽しめるんだろうなと思います。




私の好きなミュージアムショップ。


お!と、思うグッズがありましたよ!


マグリット鉛筆マグリット鉛筆


マグリットのトレードマークの帽子が消しゴムとしてついている

マグリット鉛筆!!


こういうの、テンション上がって買うのですが、

使えないんですよね。


けっこうかわいいです。



グッズ自体も種類が豊富で充実していました。




誰かと一緒に感想や驚きを共感しながら見ることをお勧めする展示です。


期間はまだまだ、6月29日までです。






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2015年4月5日日曜日




レオナール・フジタ展 ‐パリへの視線‐


藤田嗣治の作品がくるなんて!


昨年にオープンしたばかりの上田市立美術館で行うと知って

「やるじゃん!上田!」


と、上田市立美術館の今後の期待がぐんと高まった一上田市民です。


(厳密には週末だけ上田市民ですが)




とても期待していたので、すでに購入していた前売り券をにぎりしめて行ってきました。



上田市立美術館「レオナール・フジタ展 ‐パリへの視線‐」
上田市立美術館「レオナール・フジタ展 ‐パリへの視線‐」




ポーラ美術館コレクション レオナール・フジタ展 ‐パリへの視線‐


とても素敵でした!!



今回、タイミングが合ったので学芸員の方のギャラリートークも見てくることができました。



ギャラリートークを聞いて、

私は藤田嗣治のことを何も知らなかったんだなー と思い知りました。




独特な雰囲気の絵、丸メガネにおかっぱで猫好きなおじさん

としか実際思っていなかったような。



学芸員の方のお話で興味深かったところを何点かまとめると、



黒田清輝の教えを受けてパリへと渡った藤田は


渡仏直後に教えてもらっただけでは芸術の世界で生きていけない

独自の世界を見つける必要性を理解します。



そうして編み出したのが、

何層も重ねて生み出した乳白色の作風。


藤田嗣治の乳白色




油絵とは思えない、日本的な持ち味の作品は藤田の専売特許として生み出されました。



一躍パリで売れっ子となります。




このはがきの猫の線の繊細なタッチ、とても柔らかさが出ていますよね。


毛のちょっとハゲてるところまで描くあたりが観察しつくすネコへの愛を感じます。笑






大勢の芸術家と同じように

第二次世界大戦中に日本で戦争画を描いた藤田は


陸軍美術協会理事長だった藤田に罪を押し付けるように


戦後に戦争への加担をしたと非難を浴びます。



それに追われるように藤田はパリへと再び戻ります。





日本を捨てたのではなく、日本に捨てられた



という藤田は、そのご子供の絵を数多く描きました。


自分の理想や空想の世界を表わすようになったなったのです。



藤田は晩年にフランスから授けられた勲章を


寝室に飾っていた日本人形の首にかけていたとか。



自分を受け入れてくれなかった祖国でも、

日本への愛を最後まで忘れていなかったのかもしれません。




学芸員さんのお話で、全然オリジナリティないのですが、とても感動するお話でした。



レオナール・フジタの生涯をこうして知ってから作品を眺めると、



また違った表情が見えてくると思います。



展示の会期は5月10日まで。



ギャラリートークは毎週土曜行っているようなので、

参加してみてはいかがでしょうか??




窓のいたるところに展示されている藤田のイラスト。

藤田嗣治と記念撮影
藤田嗣治と記念撮影


ちょっと面白い。

いとるところにレオナール・フジタ
いたるところにレオナール・フジタ


展示の雰囲気を盛り上げてくれていると思います。





「レオナール・フジタ展 ‐パリへの視線‐」

上田市立美術館の目玉の企画だと思います。




しまりす屋はこちらから






2015年3月8日日曜日



東京都庭園美術館の


 「 東京都庭園美術館開館30周年記念幻想絶佳 :アール・デコと古典主義 」 

に結構前に行ってきました。



2015年4月7日(火)までやっているのでまだまだチャンスはありますよ。


 「 東京都庭園美術館開館30周年記念幻想絶佳 :アール・デコと古典主義 」
 「 東京都庭園美術館開館30周年記念幻想絶佳 :アール・デコと古典主義 」 


東京都庭園美術館はしばらくの改修を終えて、

ようやくこの展示で公開となりました。 


改修後を堪能するぞ!

と、思いきや。


まだ庭園は公開されていません。残念。

東京都庭園美術館 庭園はまだ改修中
庭園はまだ改修中


東京都庭園美術館は今回で2回目です。



4年くらい前のタイポグラフィ展で複数人で行きました。



旧朝香宮邸といって

久邇宮朝彦親王の第8王子鳩彦王が1906年[明治39]に創立した

アールデコ調、超ラグジュアリー邸宅なのです。 



さながら豪邸を覗き見しているようなわくわく感と、

広々とした庭園でモニュメントと記念撮影したりと、

展示以外にも楽しめる要素がたくさんあります。 



そういった理由でぜひ、デートで行ってほしい東京都庭園美術館。 


その東京都庭園美術館にひとりデートしに行ったわけですが。



改修後訪れたかったということと、

展示タイトルに「アールデコ」を掲げているのが珍しいなと

思って行ってみることにしました。

東京都庭園美術館 入口
東京都庭園美術館 入口


アールデコで有名なルネ・ラリックをはじめとして

朝香宮邸を設計したアンリ・ラパンの作品、

つまりは邸宅自体がアールデコの展示品として扱われています。




知識不足のせいで見ているうちに何がアールデコの定義なのか

わからなくなってしまいました。



アールヌーヴォーはとても好きで少しは理解しているのですが。


アールヌーヴォー→曲線美

アールデコ→直線美

共通点→大衆向け、産業的


でも、絵画の中にアールデコってあんまりよくわからないです。



もっと勉強してからまたアールデコについては書きたいと思います。


すみません・・・・。




東京都庭園美術館の楽しみはなんといっても、


室内の凝ったつくりを眺めることです。



北の間「涼しいなあ」

とか、

食堂「私のアパートの部屋の何倍の広さだろうか」

とか。


浅香宮邸に住んでいた方々の生活にも想いを馳せながら鑑賞することができます。




私は階段のところのちょっとしたデザインが大好きです。


本当にオシャレな暮らしがここにはあったんだなー

と、しみじみと憧れます。



東京都庭園美術館 浅香宮邸
東京都庭園美術館 浅香宮邸




東京都庭園美術館のすばらしさは、古くからの邸宅を保存しながらも

新しい取り組みに積極的なところ。


それはだれでもダウンロードできるアプリ配信で音声ガイドの取り組みです。



知らなかった・・・・・。




おバカなことに、私はこのアプリの存在を帰ってから知りました。

お恥ずかしい。



音声ガイドって、聞きたいけれどちょっとお高いんですよね。



わかりやすいガイドを誰でも気軽に使えるものにするって


美術館の敷居が低くなるというか、

みんなが親しめるものにする取り組みですよね。



次こそは。


アプリも試すし、アールデコへの造詣も深めたいものです。





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2015年3月1日日曜日



松本市美術館で映画「ナショナル・ギャラリー 英国の至宝」観てきました!!




イギリスの美術館、ナショナル・ギャラリーに3ヶ月潜入して製作された

2014年公開のドキュメンタリー映画です。


松本市美術館と松本cinemaセレクトという団体の企画で

松本市美術館の一室で上映されたものでした。


松本市美術館 草間彌生作モニュメント
松本市美術館 草間彌生作モニュメント




鑑賞後の感想は 「長い………笑」 たっぷり181分あります。


おそらく美術館好きでなければギブアップする長さです。


長さについては置いておいて、

美術館の裏話とナショナル・ギャラリーへの愛が詰め込まれた作品です。



ナショナル・ギャラリー 英国の至宝
ナショナル・ギャラリー 英国の至宝 パンフレット
すごく面白かった!

それに勉強になりました。


映画はオムニバス形式というか、

いろんなスタッフさんの様々な場面が次々に

連続して切り替わっていく手法で続いていきます。 


いきなり学芸員の絵の前でのギャラリートークから映画がはじまります。 

すごく格好いいなと思いました。


話している内容が格好いいし、収蔵品に対する誇りと愛情が伝わってきます。 


学芸員の会議の様子、ナショナルギャラリーの前の人通りの景色、

ワークショップ、修復の現場、展示の現場、セミナー、デッサン教室、

見ている来館者の表情 他にも色んな場面をたくさん繋いで構成されています。



印象に残る場面がありすぎて、見終わった後に

一緒に見に行った友達と、こんな場面もあった!こんな人もいた!

という話で盛り上がりました。 


とにかくたくさん凝縮されてるんです。 



すごく印象に残っているのが、ルーベンスの絵の前での解説。 


二人の人物の解説がそれぞれ別々に入っているのですが、

視点が違って面白い。

後半の男性の解説が特に心に残っているのですが、


まず、

何百年前にこれを描いた画家は

こんな絵全体が照明で照らされていることを想定していない

という話から始まります。 



ルーベンスのその絵は交流のあった市長の家の

でっかい暖炉の上に飾られていたものだそうで、

ルーベンスもそれを想定して描いたそう。 


だから、その部屋の窓からの光を想定していて、

見せたい登場人物がようにちょうど浮き上がるように 

右上の脇役たちは暗闇で存在感を持つように描かれている。 



絵の中のろうそくでさえも窓からの風にたなびいているように見える

位置関係の上に計算されたものだとか。 



作者は明るく描きすぎてしまったときはワニスという塗料で敢えて暗くする。 


それを修復の段階でその作者の想定まで読み取れずワニスを落としてしまうことも。 



美術館のスタッフがそれを読みとく難しさって大変なことだろうとおもいました。


美術館で展示されている作品をそんな視点で捉えることってなかなかないと思います。



確かに襖絵とかは、実際に部屋にあるとどんな感じかな…って考えますけど。


本来の場所と絵が有機的に結び付いて作者の意図がようやくわかる。


言われてみれば当たり前のような、でも全く気づかないことだなと、はっとさせられました。


作者の設えというか、文脈を読み取る学芸員。

すっごく格好いいなって思いました。



ふつうの来場者じゃ知り得ない美術館の世界、 

「ナショナル・ギャラリー 英国の至宝」でのぞいてみてはいかがですか?
2014年10月18日土曜日
 
 
 
東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館
 
 
に行ってきました!
 
東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館
東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館

 
 
新宿のど真ん中にある 東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館。
 
 
東郷青児って、しっかり本物を見たことがないから行ってみようか。
 
という動機で一人ふらっと行ってみることにしたのですが、
 
 
開催中だったのは印象派展でした。
 
印象派のふるさと ノルマンディー展 ~近代風景画のはじまり~
印象派のふるさと ノルマンディー展 ~近代風景画のはじまり~
 
 
正直いって、 印象派はもうお腹一杯ではありました。
 
日本人は印象派が大好き。
 
 
そこかしこで印象派展は大盛況です。
 
 
私は過去にも大きな展示に足を運んでいます。
 
 
ここだけの話、たくさんの画家が時代と共に並べられ、
 
予想される画家が予想される順序に並んでいるのに若干飽きてきていたのも事実。
 
 
でもでも!
 
印象派のふるさと ノルマンディー展 ~近代風景画のはじまり~ は、
 
違った趣向の展示でした。
 
 
 
勝手に訪れておいて「どうせお決まりの…」
 
というテンションだった私はびっくり。
 
 
 ノルマンディーという土地に焦点を当てた展示なのです。
 
 
数々の画家にいかに愛されたか、
 
作品を通してその土地を知ることができる。
 
 
単なる印象派展(失礼 笑)とは違うのです。
 
 
あまり注目されない写真作品も展示され、
 
ノルマンディーに思わず思いを馳せてしまうような。そんな展示でした。
 
 
展示は11月9日まで 私のようなひねくれものにも、
 
印象派の作品に触れたい人にもオススメの展示でした。
 
 
東郷青児美術館、新宿のど真ん中とは思えないほど静か(そして若者がいない)です。
 
 
 
キャプションの感じもとても好きでした。
 
オススメの美術館です。
 
 
次こそは東郷青児を観に行こうかな。
 
 
 
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2014年6月27日金曜日



先日、観よう観ようと思っていた映画


「真珠の耳飾りの少女」をようやくDVDを借りて見ました。




なかなか置いているTSUTAYAだとかゲオだとかが無いので


ネットレンタルしてようやく借りられました(^o^;)




と、いうのもフェルメールも好きな画家で、4年前、

オランダのマウリッツハイスで本物を見に行ったことがあり、

とても思い入れのある作品なのです。



その後、小説「真珠の耳飾りの少女」を読んだこともあり、

とても映画を観たかったのでした。




率直に、とても面白い映画でした。

小説を読みながら

17世紀のオランダって、どんな景色だろうか?


というようにずっと考えていたのですが、それがすべて叶ったような気持ちになりました。


中心の広場や街並み、フェルメールの家、市場の様子

全てが美しい映像として見ることができるのは、ちょっと感動!!


作品の内容としては、フィクション性がきっと強いので

フェルメールという作家の全てがこの映画と小説と思ってしまうときっと

間違いがあるので注意なのですが、

この映画を見ればきっと作品の「真珠の耳飾りの少女」も

とても思い入れの強い作品として向き合えるのではないでしょうか。



小説、映画の主人公はフェルメールに雇われる使用人の女の子


この主人公こそが「真珠の耳飾りの少女」のモデル

という筋書きなのですが、

主人公の女の子がかわいい!



終盤の青いターバンを着けてポーズをとる姿は、もう、完全に作品そのままで

はっと息を飲むものがあります。


この瞬間の驚きにこの映画の良さが凝縮されているんじゃないかなと、思いました。

4年前、

平日の昼下がりのマウリッツハイスはとても空いていて

この名作「真珠の耳飾りの少女」の前もガラガラで、

じっくり眺めることができました。



映画で見た通り、想像以上に小さめの作品です。


でも、こんなに多くの人が魅了されるのは絵の女の子の潤んだ瞳と

光る唇の光がなんだか揺れているような、

女の子の感情や魅力がそのまま絵の中にあるような、


そんな気持ちになるからだと思います。



同じオランダの巨匠レンブラントの「夜警」も観てきましたが、

対照的な魅力を持っているのだと思います。


この映画で、さらにさらに

「真珠の耳飾りの少女」とても好きになりました。


DVD全然置いてないけれども、

絵の好きな方には見てほしい映画です!



小説も面白いので、ぜひ!!

映画だと結末がぼんやりしているので、


気になる方は分厚いけれども読んでみるべし!です




2014年3月4日火曜日

 国立西洋美術館の

「 国立西洋美術館×ポーラ美術館
 モネ、風景をみる眼―19世紀フランス風景画の革新」

に行ってきました。

こちらも会期があと少しで3月9日まで!!




「モネ展」も混んでるのでは・・・

と、思いながら行ってきたのですが、

意外にもゆっくりした気持ちで見ることができました。


私が行ってきたのは平日の午後だったせいもあるかもしれないのですが、

やはり、 国立西洋美術館は広いのでお客さんの数が多くても

ゆったりと展示スペースが確保されていて、

導線も混雑しないように工夫されているのかな。

と、感じました。


でもでも、モネのポストカードは

人気作品は売り切れになってしまっていました・・・

残念。

やっぱり気になる展示は早めに行くのが吉ですね。



上のポストカードは

クロード・モネ
《睡蓮》 1916年  国立西洋美術館 松方コレクション



下のポストカードは

ルノアール
《木かげ》 1880 年頃 国立西洋美術館 (松方コレクション)


モネを中心に印象派の画家の作品がたくさん見ることができる展示です。


ポーラ美術館作品と国立西洋美術館の常設展は見たことがあったので、

知っている作品にいくつか出会うことができました。



でもまた違う展示で見ることができるのも面白くて、

とても満足しました!


また、同じ園芸家でもあったガラス工芸家のガレを

同じスペースに展示していたのが新鮮でした。






写真は国立西洋美術館正面です。

春めいた日だったので、上野公園を歩くのがとっても気持ちよかったです。


次は東京都美術館に行ってきます!!

いつかは、睡蓮の連作の展示があるオランジュリー

美術館に行ってみたい・・・・


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2013年8月17日土曜日



「安曇野ジャンセン美術館」に行ってきました。


雰囲気がとても素敵な美術館です。



入口の雰囲気からとてもオシャレ。



「安曇野ジャンセン美術館」入口
「安曇野ジャンセン美術館」入口


少し間が空いてしまいましたが、お盆に行ってまいりました。



そのこともあってか、併設のそばカフェ「レイヨンヴェール」

金曜でも少し混んでいました。


テラス席ではわんこもOKです。


私は、お蕎麦(きのこ)¥980をいただきましたー。

あたたかいスープのお蕎麦です。


そばカフェ「レイヨンヴェール」のおそば
そばカフェ「レイヨンヴェール」のおそば



テラス席の緑の中でいただくことができるのが嬉しいです。

時間に余裕のある方におすすめのお店です。




本題の美術館へ。


敷地の中の小道を進んでいくと、とても綺麗な建物が。


「安曇野ジャンセン美術館」外観
「安曇野ジャンセン美術館」外観



「安曇野ジャンセン美術館」

開館時間 9:00-17:00
休館 火曜(GW、8月無休)
入館料 大人850円 小人500円


現在は「バレリーナ展」(2013/6/19-10/7)を開催中です。


スラッとした華奢な線のバレリーナが印象的です。

ただ華やかな雰囲気というよりも、

バレリーナの苦悩や現実味にクローズアップされた作品が多いです




「安曇野ジャンセン美術館」のポストカード・パンフ
「安曇野ジャンセン美術館」のポストカード・パンフ・チケット



ジャンセンについて詳しく知らなかったのですが、

アルメニア出身で、ピカソなどと同時期に評価された画家です。




作品数としては、もう少しボリュームがほしいかな~という印象で

したが、

ジャンセンの作品にスポットを当てて設立された美術館はここだけ

だそうです。


それだけ、ジャンセンの作品のコレクションは世界的に広く求めら

れるものだと思いました。


○●「安曇野ジャンセン美術館」こんな方にオススメ●○

・ゆっくりと楽しみたい方
奥の庭(?)の木々を眺めながらゆっくりできるソファもありま

した。


・デートスポットとして
カップルで来ている方もいました。
とてもおしゃれな雰囲気なのでぴったりだと思います。



参考 ジャンセン美術館HP
http://www.musee-de-jansem.jp/

「安曇野ジャンセン美術館」は安曇野アートラインの美術館です。



しまりす屋もぜひご覧ください!!
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ネットショップ手作りフェルト小物・マスコットのお店 「しまりす屋」を運営。 しまりす屋が趣味の美術館のブログを書いています。大きな美術館から地域の資料館まで足を運んでいます。展示を見て学んだ芸術家などなどブログで紹介していきます。 しまりす屋HPはこちら。http://shimarisuya.thebase.in/

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