2013年5月8日水曜日



を見たあとに、ずっと気になっていた池田満寿夫美術館に行ってきました。


車を運転していて、看板は見慣れていたので
どんな美術館かなー?思っていました。


看板に誘導され、「本当にこの道?」

と、疑いつつもなんとか到着!

池田満寿夫美術館 外観
池田満寿夫美術館 外観
こんな立派な美術館があったとは・・・・。


どうやら長野県小布施の名店「竹風堂」所有の美術館のようで、

同じ敷地内に竹風堂と、池田満寿夫美術館の立派な建物が。



池田満寿夫美術館 入口

すでに入口から美術館の静かな雰囲気が漂ってきます。


信濃美術館は平日にも関わらず、なかなかの盛況ぶりでしたが、

こちらの美術館のお客さんは・・・私だけ!?



作品をのんびり鑑賞できるのがとても嬉しいです。



池田満寿夫についてあまりくわしく知らなかったのですが、
様々な画風を描き分け、多彩な能力を発揮する
斬新でカリスマ的なイメージを持つようになりました。


それから、作風からちょっとバブリーな雰囲気も感じました。



常設展として、版画の展示。

企画展として「池田満寿夫ライブラリー」
という池田満寿夫の装幀の仕事の展示をしていました。

ズラーっと並んだ池田満寿夫が手がけた本を眺めていると、

本当に本が好きだったことがひしひしと伝わってきます。



それと、犬の作品が多いことに気づきました。
『しっぽのある天使』という本を書くほど、
犬好きだったようですね。

意外というのか、なんだか少し親近感が出てきました。

池田満寿夫「戌」
池田満寿夫のリトグラフのポストカード「戌」



どうやら山形美術館で「池田満寿夫美術館所蔵池田満寿夫展移りゆく色と形」
という展示をしているそうです。




ぜひぜひ、素敵な施設ですし、
長野県長野市ゆかりの人物なので、興味のある方は
池田満寿夫美術館に足を運んでみてはいかがでしょうか~?

●○こんな方におすすめ○●

・池田満寿夫の好きな方
 屋外のスペースに池田満寿夫が気に入っていた石が展示されていたりと
 池田満寿夫ゆかりの地で作品が見れるのが魅力だと思います。

・池田満寿夫の名前は知っているけれど、作品を見たことがない方

・空いている美術館の好きな方

・個人的な願いとしてはもっと長野市周辺の方に愛されて欲しいですね・・・・




竹風堂の社長と池田満寿夫が仲良しだったのかな?
と、感じたのですが
どうして竹風堂が池田満寿夫美術館を所有しているんだろう
という疑問をのちほど解明したいです。



〈追記〉学芸員の方に伺ったところ、
    とりわけ縁故関係があったというわけではなく、
    記念館構想の際、地域の識者の方からの
    意見を取り入れ、池田満寿夫を特集した
    美術館を開館するに至ったそうです。
   


しまりす屋もぜひご覧ください!!
手作りフェルト小物・マスコットのお店 「しまりす屋」



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