しまりす屋の美術館めぐり

軽井沢の観光スポットにもなっている「石の教会」


軽井沢には何度も行ったことのある上田市民。

ペイネ美術館と同日、初めて行ってきました。










ちょっと小高い森みたいなところにあるので、

この前日積もった雪でちょっとハラハラしましたが、たどり着きました。



すごくオシャレな建物です。

これがすべて石積みなんてすごいなーと、感心です。





地下部分が内村鑑三記念館になっています。



内村鑑三は「無教会思想」という聖書を中心に考えるキリスト教信仰を提唱した。

という高校の日本史で出てきた（しかもページ下の備考みたいなところだった気がする）

知識しかなかったので、


お恥ずかしながら、石の教会が内村鑑三とつながりがあることを全く知りませんでした。



内村鑑三の理念に基づいて建てられたのが石の教会なんですね。



内村鑑三記念館では、内村鑑三の功績や活動の様子が展示されています。

ジャーナリストや文学者、思想家などいろんな顔を持っていたことを初めて知りました。




意外と小さいとか、みどころがあんまりない

という意見もありますが、


石積みのオシャレな建築。素敵だと思いました。




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ペイネ美術館行ってきました。


ペイネ美術館は軽井沢タリアセンという総合レジャー施設というのでしょうか

その中にあるかわいい感じの美術館です。



実は行くのは二回目です。



というのも、かわいい後輩が東京から

わざわざ軽井沢まで遊びに来てくれたのですが、


冬の軽井沢、3月まで閉館してる美術館が大多数なのです！！





後輩「みなさん出稼ぎに行ってるんですかねー」


ほんと、みなさんどう過ごしていらっしゃるのでしょうか・・・・




軽井沢に美術館あまたあれど、冬に行く場合はペイネ美術館にいってくださいね！！



上田市の私は「軽井沢＝買い物」で、観光したことなかったので

ちょっと驚きの事態でした。




別にテンション下がったわけではないです。


ペイネさん楽しんできましたよ！！



レイモン・ペイネ（1908年11月16日 - 1999年1月14日）

はフランスのイラストレーターです。


「ペイネの恋人たち」が有名。


とにかくＬＯＶＥ押しのかわいらしい作品の方です。






さっそくハートモチーフのお花がお出迎えしてくれます。

ペイネ美術館「ハートのお花」

アツアツカップルの銅像がお出迎え

この赤い建物がペイネ美術館です。

ペイネ美術館入口

「ペイネさん、甘いよ！わかったよ！甘いよ！！」


と、思わず言いながら

恋人たちがラブラブしている作品を見ることができます。




うろ覚えですが、

「君への愛でこんなに燃えているんだ」

「なら、私の部屋に来てくれる？

ちょうどストーブが壊れているの」


といった感じで版画作品一枚ずつにオシャレな文章が添えられています。




見てるうちにこちらが恥ずかしくなってくるのでお気を付けください。





ペイネさんは戦争を経験して、多くの不幸や悲しみを目の当たりにした

平和と愛を恋人たちのイラストを描くことで表したそうです。




確かに、平和な景色ではありますよね。


オランダ旅行に行った時も、ロシアに行った時も

堂々といちゃついてるカップルをたくさん見かけました。



日本人としては、見かけるとこっちがおろおろしてしまいますが、

ペイネさんは平和の願いを込めてカップルのイラストを描いているんですね。




ペイネ美術館にはペイネさんが軽井沢に訪れた際に

描いた作品も展示されています。

星狩りのポストカードとパンフ

左のポストカードは気に入って買ったものなのですが、


どこかシャガールを思わせる無重力感。



「星狩り」というタイトルです。

私はシャガールの愛あふれる作品も好きですが、



この「星狩り」をみて思ったのが

人はきっと愛で無重力になるんですかね！？


浮足立つというか・・・・？？




大きい美術館ではないですが、

ミュージアムショップが充実していると思います。


ポストカードに加えてマグカップやお皿もあって楽しめます。


かわいい作風だけに、お皿やマグ、すごくかわいいです。




ペイネ美術館でもうお腹いっぱいというくらい

あま～～～い作品見に行ってみるのはいかがでしょうか？

ペイネ美術館看板と同じポーズ

最後に調子に乗って看板の女の子と同じポーズ。



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遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。


今まで通りのマイペースな更新になりますが、
羊毛フェルトマスコットの「しまりす屋」共々、当ブログをよろしくお願いします。



サントミューゼ上田市立美術館の「小松美羽展」に行ってきました。


アリオでのライブペインティングを見に行ったことのある小松美羽さんですが、

ようやく展示を見に行ってきました！！

サントミューゼ入口

サントミューゼ上田市立美術館の「小松美羽展」

昨年12月からやっていたのに、展示期間ギリギリのタイミングで行ってきました。


まだいっていない方は1月12日までの会期なので、

すみません。今日終わってしまいました(+o+)



はてさて、１０日に見に行って驚いたのが、

・・・・ご本人がいらっしゃる！！！！


すごくかわいらしい方で、今日は着物を着ていました。


話しかけたいけれど、緊張しちゃってできないよう

と、思いながらも展示を先に見に行くことに。。。




亡くなった小松さんのおじいさんへの思いや自身の死生観を表した

代表作「四十九日」をはじめとした銅版画の作品、

絵の具で描かれた作品、有田焼を絵付けした作品など、

表現のバラエティがとても豊かでした。



とにかく驚いたのが作品数。

見ごたえが十分でした。


おどろおどろしいような、それでいてどこか遊び心のあるのが

小松美羽さんの作品というのが私の中の印象です。



ものすごくエネルギーを感じる作品で、

小柄な小松さんのどこにこのエネルギーが隠されているのかな

なんて思ってしまいます。



ダイナミックな筆致と

精密な模様のような細部の書き込みのバランスがすごい！と思いました。


どの作品もすごくアジア的な雰囲気を持っていて、

海外でも人気があるのはその影響もあるのかなと感じました。


実際に目で見てエネルギーを感じてもらいたいです。

小松美羽さんの作品集

見終わった後に小松美羽さんの作品集、買いました！


そして、なんとサインをいただきました！

小松美羽さんサインいただきました

嬉しい！！


お話も少ししたのですが、とても気さくな方でした。

写真も一緒に撮っていただききました！！

美しすぎる銅版画家小松美羽さんと記念撮影

見に行ってよかったーーー！！



展示終了前に更新できなくて・・・・すみません！！

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