2016年3月11日金曜日


京都市美術館の分館でテキスタイルの修了展を見たあとに、 

本館の「志村ふくみ 母衣(ぼろ)への回帰」展行ってきました。



今回、教えていただいて初めて志村ふくみさんについて知ったのですが、

染色の自らの手で行う紬織の重要無形文化財保持者(人間国宝)の作家さんです。

こちらは現代的な建物




展示をみて、本当に奥深い志村ふくみさんの思想と共に

作品が成り立っていることに驚きました。



着物がメインですが、曼陀羅などとても思想的なモチーフの作品が多く、


手織りでこんなに繊細な表現と、

作者の知性や世界観がこんなに着物に表せるのかと感心してしまいました。 


紬の素朴な温かみのある風合いがもともと好きですが、

ふくみさんの作品、

タイトルをみて、表現力すごいなぁーと唸ってしまうものばかりでした。

志村ふくみ 母衣(ぼろ)への回帰


ふくみさんのエッセイのような美しい文章が展示室ごと飾られているのですが、

行って来た方、字がめちゃめちゃうまいと思いませんか!?




ふくみさんの知性と世界観にただただ脱帽でした。


展示をみれば誰もが素敵な方だなと思うはずです。


着物に興味のある方、是非とも見にいってください。



会期があと少しになってます。

3月21日までです!



しまりす屋はこちらから。

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