2015年5月23日土曜日
飯田市美術博物館に二回目に訪れたときに行ってきたのが
県内の番組でも紹介されていた人気店で、
とくにすべてのメニューにこだわりのサラダバーがついているのが魅力です。
NATURAL KITCHEN TESSHIN |
オシャレな感じの外観と店内でした!
人気なだけあって、ちょっと入るまでに時間がかかりましたが、
サラダバーに興奮していたらあっという間に時間が過ぎるので、
時間のある時に行くといいと思います!
すべてのメニューにサラダバーがついています |
野菜、とってもおいしくて、トマトをなんかいもおかわりしに行きました。
ドレッシングもこだわりが感じられました。
ランチのグラタン |
価格帯は1300円から1500円くらいでした。
グラタンもおいしかったです。
お腹いっぱいでくるしくなるかな?とか思ったのですが、
最終的にサラダをおかわりしに行けた自分が恐ろしいです。
こちらも飯田市美術博物館から徒歩で行ける距離です。
飯田市動物園もとっても近いです。
駐車場がないので、ちかくにいくつかある駐車場に停めました。
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2015年5月20日水曜日
前のお話になってしまいますが、
4月に二度訪れた飯田市美術博物館
最初に訪れたときにいってきたときはちょっと遅めだったので
惜しくもランチタイムを逃してしまいました・・・・
3時近くなっていても入れたのが、
徒歩でも行くことのできる距離にあるカフェ
DELI & CAFE and Aです。
DELI & CAFE and A |
ランチタイムは過ぎてしまっていましたが、
FOODメニューのイタ・コライスを注文。
イタ・コライス |
ご飯のうえにたっぷりのミートソース、野菜、温泉卵が載っています。
女性が好きな味じゃないかなと思います。
結構ボリュームありました。
ランチタイムに来たらもっとメニューがあってお得だったなー
なんて思いますが、おいしかったので問題ないです。
駐車場が近くにあったので、車で行っても平気です!
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2015年5月17日日曜日
国立新美術館で開催されているマグリット展に行ってきました!
国立新美術館って、大きくて新しいし、
乃木坂駅直通なところがいいですよね。
気合いを入れて行ってきたトーハクの鳥獣戯画展の前日、
ふらっといってきました。
都内で以前、マグリット展の大きなポスターを見かけて、
うわー。行ってみたいなー。
と、じわじわ行きたい気持ちになりました。
国立新美術館「マグリット展」のポスター |
私の鳥獣戯画展の行きたい欲求のうち
大半を占めている感情が情熱だとすると、
マグリット展の場合、興味というか冷静な感情で
「うわーいきたいわー」という低めなテンションで行きたい気持ちになりました。
私のマグリット展に対する意気込みはさておき。
国立新美術館では同時にルーブル展も開催中です。
そのため、マグリット展は比較的空いているという
口コミを見てからいったのですが、
なるほど。
確かに混んでいませんでした。
国立新美術館のチケット売り場 |
11時頃行ってきたのですが、
チケット売り場も全然混んでいなくてスムーズ。
タイミングがよかったのか、並ぶことは全くありませんでした。
会場内も、人混み大嫌いな私でも大丈夫な程度の混み具合でした。
マグリットはシュールな、問題提起するような作品
ということくらいしか知りませんでした。
この展示、純粋にマグリットの作品だけで構成されているので、
マグリットをじっくり知ることができます。
私はこういった一人の作者に焦点を当てたタイプの展示が一番好きです。
名前と作品は少し知っていましたが、今回初めてくわしく
マグリットという人物に注目したので、少し人物紹介を。
ルネ・マグリット 1898年11月21日 -1967年8月15日
ベルギーの国民的画家です。
世界的にも20世紀を代表する画家として知られています。
もともとグラフィックデザイナーとして仕事をしていました。
その時の作品も今回展示されていましたが、
ロートレックを思わせるようなオシャレな作風でした。
その後、ジョルジョ・デ・キリコの作品に感銘を受け、
シュルレアリスムの世界へ。
シュルレアリスムに関する授業を大学の時に受けたことがあったのですが、
普通に受けていたのに、いい成績が全然取れなかったんですよね。
私の知能では追いつきません(笑)
シュルレアリスムとは超現実主義という意味で、
精神科医のフロイトの思想、ジョルジョ・デ・キリコの作品
のもとにつづく現実に対抗するような流れ
と、言えばいいのでしょうか。
とにかくぶっ飛んでいます。
ロシアで、ダリ展を見に行ったことがありますが、
こういったシュルレアリスムは完璧に理解することは難しいので、
純粋に作品をみて驚いたり、面白がったりすることにしています。
文字が読めないので、わかりません |
展示ではマグリットの作風の変化がとてもよくわかります。
マグリットはある時、夜中に目が覚め、
鳥の眠っているはずの鳥かごに鳥ではなく鳥の卵を見間違えたことで、
似た性質のものを勘違いすることの面白さと問題に気づき、
独自の作品の境地に達したそうです。
これは、パイプではない |
戦時中はモネの時代と言われ、あえてモネのような色遣いの作品を描き、
戦後はあえて荒々しい、漫画風の人物が登場するもの。
そのあとにまた再び自分の作風へと戻って来るのでした。
この時の作品が、一番完成されていて、私は好きです。
一番好きなのは、「昼の帝国Ⅱ」
このもっとも完成された時期に描いたものなのですが、
問題提起など作品の意味合い以前に、きれいですよね。
昼と夜が混在する面白さが、不思議できれいだと思います。
マグリット展、思ったのが、あえてなのか全然キャプションが無い!!
大きな作品や注目してほしい作品のいくつかは
マグリット自身の言葉での解説が展示されています。
それを読んでも、あんまり意味が分からない(笑)
それは、私の理解力が足りないだけなのですが、
音声ガイドを借りればキャプションのない作品も楽しめたのかなと思いました。
マグリット「空の鳥」 |
休憩コーナーにはマグリットの無声の映像が上映されていて
奥さんのジョルジョットとともに映るマグリットのドヤ顔を見ることができます。
面白かった。
ダダとかシュルレアリスムとかがもっと美術史の流れの中で理解できるように
もうちょっと勉強しておきたいと思いました。
ジョルジョ・デ・キリコとか、エルンストとかも見てみたい。
マグリットはいつもスーツを着ていて、制作のときにもスーツで
しかもアトリエは持たず、キッチンで描いていたとか。
どんな人柄だったんでしょうか。
きっと個性的な方ですよね。
マグリット展、展示を見る人々のリアクションも面白いです。
思わず笑っちゃう人もいれば、ふーむと感心している人もいて、
マグリット自身がもし、
自分の作品を見ている来場者の様子を見ることがあったとしたら、
相当楽しめるんだろうなと思います。
私の好きなミュージアムショップ。
お!と、思うグッズがありましたよ!
マグリットのトレードマークの帽子が消しゴムとしてついている
マグリット鉛筆!!
こういうの、テンション上がって買うのですが、
使えないんですよね。
けっこうかわいいです。
グッズ自体も種類が豊富で充実していました。
誰かと一緒に感想や驚きを共感しながら見ることをお勧めする展示です。
期間はまだまだ、6月29日までです。
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2015年5月10日日曜日
東京国立博物館「鳥獣戯画―京都高山寺の至宝―」に行ってきました!
鳥獣戯画展にいってきますと、
以前宣言していた通り行って参りましたー!!
第一の感想は
激混み!!!!!!
「鳥獣戯画―京都高山寺の至宝―」に並ぶ列 |
口コミで激混み具合は知っていたのですが、
ばっちり長蛇の列に並んで参りましたー。
今までで体験した中で一番混んでいた六本木のミュシャ展ですが、
とはいえその時は平日だったので、いま思うと序の口だったのかも。
今回は、先輩と一緒にいってきたのですが、
激混み具合を知り、先輩と開場ちょい前に到着する作戦をたて、
日曜のディズニーランドに行く心持ちでいざ出発。
ですが、到着したらもうこの長蛇の列。
看板によると90分待ち。
いい天気の中、お外に並びます。
実際は一時間強でしたが、いきなり体力を持ってかれます。
でも日傘や給水所が用意されていて、素晴らしい心遣いだなーと感動。
列の最後尾に用意されていた展示内容に関連したクロスワードを解きながら待ちます。
「明□上□像…明恵上人像??あきえって誰?」
とか、言っていたら、
鳥獣戯画の残されている高山寺について語る上で
欠かせない人物なのですね。失礼しました!^_^;
※正しくはみょうえしょうにんでございます。
さて。中に入り、
一番メインの展示、甲巻を見ることに。
鳥獣戯画は甲乙丙丁の4巻構成になっています。
甲巻は擬人化された動物。
乙巻は実在・空想上を合わせた動物図譜。
丙巻は前半が人間風俗画、後半が動物戯画。
丁巻は勝負事を中心にした人物画。
甲乙、丙丁で成立の時代は異なります。
鳥獣戯画の魅力はやはり甲巻。
動物のユーモラスな擬人の作品を皆さんやっぱり見たいんでしょうね!
70分待ちです!!!
ほんとにディズニーランド状態です。
今回は待ち時間に解説を聞こうと音声ガイドを借りてみました。
俳優の佐々木蔵之介さんがナビゲーターです。
予習しながら甲巻に近づくのを待ちます。
今回鳥獣戯画は修理を受けています。
丙巻は前半が人物画、後半が動物画という組み合わせなのか疑問が持たれていました。
しかし今回の修理でもとは表裏の両面に描かれていたものを
相剥(あいへぎ)という高度な技術で一枚の紙を二枚に引き剥がし、
つないで一巻に仕立てたものだという新知見が得られたそうです。
作者についても、なぜ高山寺にあるのかも謎が多い鳥獣戯画図。
そのミステリアスさも多くの人を惹き付ける魅力でしょうか?
勉強しているうちに、いよいよ甲巻とご対面。
ケースの中の絵巻物を立ち止まって見ることはできません
前の人に続いて鑑賞するので落ち着かないですが、
やっぱりすごく印象に残ります。
鳥獣戯画の甲巻水浴びの部分 |
展示前期では水浴びする兎と蛙が公開されています。
なんともいえない、ゆるタッチの動物たちが生き生きと描かれています。
火曜からは展示後期に入るので、
この水浴びよりも後半部分が展示される予定です。
そのあと、丙巻の順番待ちも並ぶか悩んだのですが
足の疲れと、もう長野に帰らなくてはいけない時間もあったのとで諦めました。
残念。
他にも高山寺にまつわる展示をみてきました。
かわいいなと思ったのが、子犬の像。
ころころしていて友達の飼っているわんちゃんを思わず連想。
明恵上人の逸話のある「子犬」 |
これは、明恵上人がまだ若いとき。
子犬をまたごうとした際に、
もしかしたらこの子犬は幼くして亡くした両親の生まれ変わりかもしれない
と思い直し、またぐのをやめ、礼をしたという逸話に基づいた像だとか。
(いまいちぴんと来ませんでしたが)
かわいいだけじゃなく明恵上人の教えも込められているのですね!
見ていたらすごく高山寺、いってみたくなりましたー。
いつか必ず行きたいです。
展示を見終えたら、ミュージアムショップに。
その前に撮影コーナーを見つけたので、記念撮影。
鳥獣戯画ポスターの前で記念撮影 |
ミュージアムショップは、グッズ化しやすそうな作品だけに
すごく充実していました。
買ってしまいました!
鳥獣戯画Tシャツ。
買ってしまった鳥獣戯画Tシャツ |
この黒バージョンと黒字に兎がでっかくプリントしあるやつで
すっごい悩んだ末に、これを買ってみました。
デザインの種類もバリエーションがあっていいですね。
お会計のときにスタッフさんが着ている兎がどーんバージョンが
なんかステキで、そっちにしとけばよかったかなーと、ちょっとゆらぎましたが、
いいんです! 私はこのややアメコミ風白バージョンでいきますよ!
平成館を出ると入場のための行列が若干空いていました!
中に入ってからの順番待ちの時間は保証できませんが、
みんな朝イチで入りたい気持ちはおんなじで、
むしろ1時くらいのほうが入場はしやすいのかも…??
最後に、池に設置してある鳥獣戯画の遊び心溢れるパネルと記念撮影。
鳥獣戯画の兎を突き落としてみました |
背中から飛び込むウサギを突き落としている風にしてみました。
調子に乗っております。
でもこの兎、すごい勇気ですよね。
きっとバンジージャンプも背中から飛び降りられるタイプですね。
とにかく満喫してきましたー!
残りの鳥獣戯画展、UV対策を完璧にして、
クロスワードに書き込むための筆記用具を持ってきてくださいね。
会期は 6月7日(日) まで!
おまけ。
上野公園で売っていた、作家さん手作りのシロクマてぬぐい。
かわいい!
上野公園KOMOGOMO展で買った手ぬぐい |
昔から、気に入ったてぬぐいがあると、ついつい買っちゃうんですよね~!
KOMOGOMO展というイベントで作家さんが直接作品を販売していました。
オリジナルのグッズで1000円って安いですよね。
かわいいですー。
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