だいぶ、だーいぶお久しぶりになってしまいすみません。
お休みしてしまっていた2年弱の間に職場の異動、出産がありまして....
これからは赤ちゃんと一緒に行けるような場所を紹介出来ればと思います。
以前何度か足を運んでいた丸山晩霞記念館再び行ってきました。
前回、吉田ふじを展に行ったことのある丸山晩霞記念館ですが、
私のお気に入り穴場美術館です。
10年くらい前、高校生のときに行ったときは本当に空いていて、
貸切状態だったのを覚えていました。
ここなら赤ちゃんを連れていても迷惑かからなそうだし、
久々の美術館にはピッタリでは?
と思い立ってふらっと平日のお昼頃行ってきました。
よく調べないで再び訪れた丸山晩霞記念館でしたが、
まさか大きな企画展をやっていたとは!!
ラッキー!
丸山晩霞記念館入り口 |
予想していた空いている展示室のイメージと違ってだいぶ賑わっていましたが、
都会の大混雑美術館とは違うまったり感。
ちびっこ連れには助かります。
ミュージアムショップと受付のスペースが設けられていて、
丸山晩霞のアートグッズと展示目録....!!
欲しい!!
と、なったのですが、
我が家の家計はこの二年で車二台の買い替えを経てだいぶひっぱくしているので
(そんな貧乏事情要らないですよね...)
我慢してしまいました。
受付とミュージアムショップが展示と近かったり、
お客さんが東御の地元で丸山晩霞に興味があって積極的に学芸員さんに質問していたりするので、
静まり返った展示室ではないことが子ども連れには助かりました。
入ってすぐその展示数にびっくり!!
ここ数年で評価がさらに進み注目を集め始めていた印象の丸山晩霞。
お宝鑑定団で紹介されていたのを2回くらい見ました。
とにかく、丸山晩霞の作品がここまで集められた機会はなかなか無かったのではないでしょうか?
丸山晩霞を見たいという方は今回の企画展に足を運ぶべきです。
今回調べていなかったので展示は2018年11月25日(日)までです!あと少し!
以前は展示室のキレイな地方の記念館という印象でしたが、
新しい取り組みがたくさん見られて面白かったです。
まずは撮影可能の表示!
ここまで分かりやすいのいいですよね!
撮影OKだと私はすごくテンション上がります。
ポストカードの水彩の塗り絵コーナー。
水彩を広めた丸山晩霞にぴったりだと思いました。
好きな作品の投票コーナー、丸山晩霞本人のパネルなどなど楽しみました。
丸山晩霞という人物については以前の記事を参照ください。
今回、私は雲という初めてみる作品がとても気に入りました。
雲 |
大きな作品ではないですが、
石楠花(しゃくなげ)のはっきりとした色合いと
ぼんやりと雲がかかった山が対照的に丁寧に描かれていて、
ぐっと引き込まれます。
丸山晩霞は霧と山の植物を繊細に描くのが得意だなぁと改めて感心させられます。
絵から優しくておおらかで、
描く対象に対して愛情をもって向き合う人だったのではないかな
といつも想像します。
白馬神苑は展示の中では大型のもので力作だなーと感心させられます。
山を自分の足で歩いて取材して、
作品にしていた人物だからこそ描くことこできる内容だなと思います。
高原の秋は手前の植物の明暗がめちゃめちゃ細かく描き込まれていて、
息をのみます。
高原の寒い風が吹き抜けている様子が本当に美しい作品です。
この絵を見るといつも少し琳派を思わせるなと考えています。
丸山晩霞の仲良しさんだった吉田博と
小諸義塾で一緒だった三宅克己についても展示されていました。
この二人もとても魅力ある人物なのでいつかブログに載せます。
吉田博は以前書いた吉田ふじをの旦那さんです。
この企画展、この三連休ぜひ足を運んでください。
土曜日の24日(土)にはギャラリートークがあるようです。
ちなみに東御サンテラスホールは
オムツ替え台有り、授乳室無しでした。
エントランス部分が少し寒い印象ですが、展示室は暖かいです。
お子さん連れはご参考までに。
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