随分と時間が経ってしまいましたが、
安曇野市の高橋節郎美術館に行ってきました。
そのときの時期は、まだ夏だったと思います。
このときは「高橋節郎の軌跡―出会いと初期作品―」展でした。
「高橋節郎の軌跡―出会いと初期作品―」展 |
建物も綺麗で、高橋節郎の独特な作品の雰囲気を知りたかったので、
以前から行きたいなと思っていました。
高橋節郎とは、漆を絵画のように仕上げた作品とでもいえば伝わるでしょうか?
漆塗りの光沢ある深い色の上に幾何学的な幻想的なモチーフを描いたものが印象的です。
作品の雰囲気をお伝えする写真を用意し忘れてしまって、
すみません。
高橋節郎美術館のホームページが充実しているので、
ホームページで作品の雰囲気を見てみてください。
他にもけっこう絵画とかも描いていたようです。
作品を見ていたら、少し武井武雄を思い出す世界観だなと思いました。
抽象的でも人を突き放すようなイメージではなく、
おしゃれでちょっとメルヘンなイメージだなと思いました。
ポピーの衝立などは、すごく丁寧な仕事でかわいい!と、思いました。
夏だったので、水辺の雰囲気がとてもさわやかでした |
展示の作品数は多くはありませんが、広々した館内は気持ちのいい空間でした。
他の美術館や安曇野の情報のチラシが置いてあるコーナーが広くて、
ちょっとのんびりしつつ眺めていました。
美術館で他の美術館の情報を知るのって楽しいし、よくあることだと思います。
美術館の敷地はとても広くて、庭が散歩できるようになっています。
見どころは、節郎さんの生家を見ることができます。
高橋節郎さんの生家 |
移築された江戸時代からの古い建物に入ることができます。
何度も同じことを書いてしまっているのですが、
こういうの、人のおうちに勝手に入れる感じが大好きなんですよね。
勝手にたてもの探訪して、勝手に落ち着く感じが楽しいです。
ふすまを取り払っているので、すごく広い畳の空間から、
庭が眺められるようになっています。
もともとの間取りは、ここが寝室で客間かな~
などと、当時の暮らしに思いをはせました。
ミュージアムショップに高橋節郎の作品をアクセサリーにしたものが売っていて、
種類も豊富でちょっと欲しくなりました。
値段も手頃で、なかなかいいものでしたよ。
0 件のコメント:
コメントを投稿