山梨県の北杜市、薮内正幸美術館に行ってきました。
ひっさびさの更新になってしまい、すみません。
また真面目に更新しますのでよろしくお願いいたします。
小学生のときにグリックの冒険を読んで大ファンになった薮内正幸さん。
大大大好きなグリックの冒険のポストカード |
小学校三年生からしまりすを飼っていて、シマリスが大好きで仕方なかった私は、
薮内さんの挿絵から感じる動物への愛を感じて、
私もこういう絵が描ける人になれたらいいなと思ったのでした。
大きな影響を受けた人物です。
そんな大好きな薮内さんの美術館の美術館が北杜市にあることを知りながら
ずっと行っていなかったことのほうが不思議なのですが、
今回ようやく行ってきました。
北杜市、初めて訪れたのですが、長野県からほんと近いです。
ほとんど富士見町です。
もう、ほとんど長野県です。
調子に乗りました。すみません。
とにかく近くて感動しました。(自宅は上伊那)
自宅から実家に帰るよりも近くて、もっと早く行くべきであったと後悔。
薮内さんの美術館は、看板もそんなに出ていなくて、
本当にあっているのかしら???
と思いながら進みます。
白州のウイスキーの蒸留所とシャトレーゼの工場の近くです。
眼前に広がる高原感に一人びびる |
道があっているのか不安になるほどのネイチャー要素を感じながら、
到着します。
今回、「どうぶつのおやこ」出版50周年記念「親子の姿」展
2016年7月16日~11月29日
を開催していました。
こんな自然と一つになった企画展の看板を見たのは初めてでした。
とても気持ちのいい、自然の中に薮内正幸美術館はあります。
外観からも自然を愛する優しい雰囲気が漂っています。
とてもかわいらしい建物です。
ここで簡単な薮内さんの略歴を。
薮内正幸(1940 - 2000)
高校卒業と同時に上京し、福音館書店に入社。図鑑・絵本の画を担当する。
動物の絵を描くため、入社してから国立科学博物館で
ひたすら動物の骨格標本の模写を続け、動物の絵を描く基礎を作り上げました。
私は、小学生の時から動物のスケッチが好きでしたが、
薮内さんのこのエピソードをみて、骨ばっかり見て練習は苦痛だな。
と、思いました。
代表的な作品に、小さな子供が本物をみて学ぶことができるように
作られた絵本「どうぶつのおやこ」があります。
思わず買ってしまった。一人暮らしなのに増えていく絵本 |
この絵本を見れば、一発でわかります。
薮内さんの動物を見るまなざしがどれだけ愛情に満ちていて、
動物それぞれを正しく、なおかつ思わず微笑んでしまうような瞬間を描いています。
原画をみると、なおさらその薮内さんの優しいまなざしが伝わってきました。
本当に、原画を見ることができてよかった。
どうぶつのおかあさんもすごく良かったです。
ハリネズミ、反則レベルでかわいいと思った人は多いと思います。
私も一列で、最後尾に続きたいです。
動物を目にした時とおんなじ気持ちで微笑んでしまう展示でした。
そのほかにも気にいったポストカード。
シジュウカラは個人的に大好きな鳥です。
あと、私はリスびいきなのでリスは思わず買ってしまうんですよね。
他にもショップでうれしいのが、ポストカードを入れる袋がオリジナルのデザイン。
かわいい。シロクマです。
こういったイラストタッチの作品も結構書いているんですね。
知らなかった。
薮内さん関連の本もたくさん所蔵していて、手に取ることができます。
薮内さん渾身のどうぶつギャグのイラストもありました。
かわいい。
入館料は一般500円なのですが、チケットが三種類ほどあって、
好きな動物が選べるのでうれしいです。
私はヤマガラをチョイス。
あと、原画は展示していなかったのですが、
もう一冊本を買ってしまいました。
決め手はしまりすの絵があったから笑
薮内さんの絵本、いつかこどもにたくさん読んであげたいです。
ほんとうにゆったりと、薮内さんの作品に浸れる美術館です。
グッズの充実具合もすごくて、だいぶ買ってしまいました。
写真のほかにシマリスポスターもお買い上げしてます。
薮内正幸ファンは行かないわけにはいかない。
動物好き、絵本好きは絶対に行ったほうがいい。
ほんとうにゆっくり満喫できる美術館でした。
シマリス大好きな
しまりす屋はこちらから。
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