五月半ばに四時間待ちの若冲展の人混みを目にして
尻尾を巻いて逃げだしたのですが、
せっかく上野にきたので、落ち着くアートスポットに行きたい!
と、いうことに。
しかし、土日の上野はなかなか手ごわい!
東京国立博物館の黒田清輝展や国立西洋博物館のカラヴァッジョ展が
ちょうど重なっている時期でもあったので、
(黒田清輝はすでに鑑賞済みでしたが)
上野に落ち着く場所は無いのではないかという気持ちになりました。
カラヴァッジョ展に行った友人のお土産 ボッティチェリのポストカードとポスカホリック |
そこで、確実に一息つける美術館に行くことに。
それこそが、横山大観記念館です。
渋くて静かな横山大観記念の入口 |
横山大観記念は、かつて横山大観が住んでいた自宅をそのまま記念館にしたものです。
そのため、建物も一緒に楽しめるスポットです。
朝倉彫塑館のように人のお家にお邪魔したような、落ち着く美術館です。
ただし、展示数がそこまでたくさんはないのと、
作品の保存のため開館日がとても限られているので、
ぜっっったいに、ホームページなどで開館日を確認してから行ってくださいね。
8月などは、開館日がない月であったりと、訪れる時期も検討してください。
定休日に愛されているのは、私一人で十分だと思います。
(筆者はお店などの定休日などを引き当てることが特技)
あまり大型の作品展示はないのですが、
この部屋で横山大観が制作を行っていたんだなあ~、
とか、この不忍池の眺めをみていたんだな~
と、しみじみできます。
少しコンパクトではありますが、日本庭園の眺めもとても落ち着きます。
ちょうどパンフレットにもなっている牡丹も見ることができました。
母と一緒にいったのですが、二人で速水御舟がいいよね~。
という話になり、親子で趣味が似るものだな。と、思いました。
しまりす屋はこちらから。
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