信州高遠美術館「竹久夢二展~大正ロマン‐グラフィック・デザイナーの原点~」
行ってきました!
高遠というと、有数の桜の名所です。
名所の高遠城址公園からすぐ近く、お花見がてら歩いて行ける距離に
信州高遠美術館はあります。
信州高遠美術館 桜もちょうど咲いています |
高遠の桜の見ごろは2015年の今年は4月10日頃なので、
会期4月5日から5月24日ですが、前半は結構混むのではないでしょうか?
ご参考までに。
私は、お仕事のお休みをいただいていたので、
お花見を兼ねて平日に行ってまいりました!
雨の午前中ということもあってか、結構すいているときに
見てくることができました!
信州高遠美術館「竹久夢二展」 |
竹久夢二展のポスターや看板に使われている絵、
高校生の時によく読んでいた「竹久夢二のおしゃれ読本」
という本に載っていたので、なんだかとても親しみがあるというか、
自然と見に行きたいなーと思っていました。
今回、展示数は200点ほどで、想像していたよりもボリュームがありました。
東京大学目の前にある
弥生美術館・竹久夢二美術館にも行ったことがあったので、
見たことあるものが多いかな?
と、思っていたのですが、初めて目にするものもあって満足でした。
版画だけでなく、肉筆画も展示されていて、
夢二の仕事の幅広さがよく分かるような展示になっていると思いました。
信州高遠美術館からの眺め |
信州高遠美術館はガラス張りで、明るくて気持ちのいい館内です。
桜がとてもきれいで、喫茶コーナーからゆっくり眺められるようになっていました。
これから混むでしょうか?
とにかく落ち着いた館内からみる桜の絶景、すごく良かったです。
明治から昭和までカリスマ的な存在として絶大な支持を集めた
夢二の儚げでオシャレでかわいい作品。
私も大好きです。
夢二の美術館は日本中いたるところにあります。
東京、伊香保、岡山、日光、、、まだあるのでしょうか?
でも、意外なのは、夢二と信州の関係。
夢二が最後、息を引き取ったのは
八ヶ岳山麓の富士見高原療養所です。
富士見高原療養所は結核治療のために多くの著名人も
療養していた歴史ある療養所です。
多くの方に知られているのは、ジブリ作品の「風たちぬ」
で奈穂子さんが療養していたのもこの富士見高原療養所です。
富士見の高原ミュージアムという資料館にも夢二の常設展があるので
いつか行ってみたいなーと、思ってます。
夢二の作品の多さを見ていると、
絶大な人気と、こなす仕事の多さを感じます。
明治から昭和という時代を、デザインで引っ張りながら
さまざまなスキャンダルも一緒にくっつけて駆け抜けていったんだろうなー
と、しみじみ思います。
竹久夢二が愛したモデル「およう」を描いた
映画「およう」も見てみたいなーと、ずっと思ってます。
夢二はみんなに愛されている分、本や企画展や関連作品も
多くて、まだまだ知らないこともいっぱいあるんだろうなー
と、思います。
ぜひぜひ、お花見も楽しみつつ、
竹久夢二展足を運んでみてはいかがでしょうか?
信州高遠美術館看板 |
看板もたくさん出ているので、方向音痴の私でも迷うことはなかったです。
車でないとちょっと行くことは難しいのですが、桜の時期には循環バスが出ているようです。
お花見期間は有料の城址公園すぐ近くの駐車場に停めるようになっているようでした。
それと、捕捉で城址公園の入場券を高遠美術館で見せると、
入館料が100円引きになりましたよ!
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