今回2回目の江戸東京博物館にいってきました。
「レオナルド・ダ・ヴィンチ 天才の挑戦 」展。
4月10日(日) までということで、
平日たまたまお休みがあったので、
糸巻きの聖母もゆっくりみれるのではないかと期待して行ってきました。
簡単に言うと甘かった笑
江戸東京博物館の来館者は比較的年齢層が高めなのと、観光客が多いです。
毎月第3水曜日(シルバーデー)は、65歳以上常設展が無料らしく、
私がいった日はちょうどそれと重なりけっこうなお客さんが並んでいました。
でもすごいですよね!
江戸東京博物館 |
江戸東京博物館は特別展も広く、
常設はもっともっと広くてボリュームがあるのでほぼ1日見るのにかかります。
私もいつかシルバーデーの恩恵に預かりたいです。
そんな混み具合でもあったので、
いつもは借りないのですが音声案内を借りながら
展示物のキャプションを読むのは諦めて
なるべく展示の部屋ごと出来る長い列には加わらないようにしながら見ることに。
特別展の入口からもけっこう混んでました |
混んでいるときは、待ち時間に音声案内を楽しむことが出来るので、
比較的よく借ります。
今回は520円で生瀬勝久さんのナビでした。
混んでいるのに対応して財布も何もかも荷物をロッカーに預けて行きました。
音声ガイドはだいたい500円と決めつけていたので、
500円握りしめて音声ガイドレンタルの前に立ったら引き返す羽目になりました。
恥ずかしい。
音声ガイドでダヴィンチのちょっと変わった人柄や観察眼を楽しむことができました。
展示のメインは 『鳥の飛翔に関する手稿』のパネルで、
何が書いてあるかわからないお馴染みの鏡文字
(鏡に映すと読める、左利きのダヴィンチが考え出した右から左に文字を反転させて書く筆記方法)
の現物を見ることができます。
『鳥の飛翔に関する手稿』 |
菱田春草の考察ノートを見たときは春草の真面目な人柄から
ノートなんて展示されたらすごく嫌がるだろうなと思いました。
でもダヴィンチはマグリットの思考のメモを見たときと同じような、
全く同じではないですが見てる人を試して面白がるようなタイプの人だろうなと、感じました。
初来日で今回の展示のもうひとつのメイン。
糸巻きの聖母です。
これを見るのに60分待ちの別室の列に並びます。
実際には40分くらいで作品の前にたどり着けます。
人が多いのと順番待ちは大嫌いですが、糸巻きの聖母は見ないと1450円のチケットがもったいないです!
糸巻きの歳暮 |
やはり、ダヴィンチ派の人たちの模写などとは違います。
すごく惹き付けられる、ダヴィンチ独特のぼんやりした柔らかい輪郭や表現力があります。
40分並ぶ有り難みがあります。
糸巻きの聖母は個人の所蔵なので今回見ることができて良かったですが、
こうして、日本で並んで人混みのなかで有名な海外の作品を見ていると、
ぜひ常設の状態で出会いたかったなぁ、なんて思います。
本の感想は苦手なので書きませんが、今回ダヴィンチテンションを上げようと思い、
ダヴィンチコードを合わせて読んでました。
高校生の時映画の公開でブームになっていたときに家に揃っていたのですが、
絶対面白いとわかっていても、どうしても、流行りものが嫌いで未だに読んでいませんでした。
未だにアナと雪の女王も見ていません。笑
(ディズニーは好きですよ!ただタイミングがない。)
要はあまのじゃくなのですが、
ようやく読みました。
聖杯説を織り混ぜながらダヴィンチの作品が多く登場して面白いです。
ものすごくルーブル美術館に行きたくなりました。
久々に読書熱が高まりました。
近代百貨店の誕生 |
江戸東京博物館の予告で「近代百貨店の誕生」
面白そうだなと思いました。
しまりす屋はこちらから。
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