現在はもう終わってしまったのですが、
京都市美術館で3月2日から6日まで行われていた
川島テキスタイルスクール修了展に行ってきました。
京都市美術館の別館が会場でした |
テキスタイルとは???
簡単に言うと織物や布地の事です。
私たちはあらゆる布製品に囲まれて生活しているわけですが、
綿、絹、ポリエステル、ウール、麻、、、
これらの布がどのような過程でどのような製法で作られているかなんて
知らずに使っていますよね。
自ら機織りや布製品を手掛ける生徒さんたちの作品を見に行ってきました。
去年、銘仙の展示を見に六本木に行く機会があったり、
もともと紬の生産に興味があったので、すごく面白くて勉強になりました。
このさくひん好きな絵画から色をピックアップして構成しているそうです |
布1枚にもセンスや作者の雰囲気が良く出ているのが面白いなと思ったのと、
その布1枚仕上げる労力を思わずにいられませんでした。
着物の作品の展示もあり、機で織りあげて仕上げた着物は本当に特別なものに感じます。
手織りの着物はどうしてもコスト面で機会に取って代わられやすく、
比較的普段使い向きの製品となるため、難しい市場となっていると思います。
作りたいと思う人がいても学ぶ場所は限られていると教えてもらいました。
こういった学ぶ場とそれを見て知ることができるとてもいい展示でした。
ここから余談ですが、会場を出ると入らなそうで入るものを搬入するイベントをしていました。
お祭りっぽい賑わいで、人がたくさんいました。
帰りは近くの平安神宮をぶらぶら散歩してきました。
すごい鮮やかな赤い建物。
お庭も見たかったけれど、ちょうど公開時間が終わってしまっいて残念。
手水の白虎像をジャガーと呼んで眺めてから観光が終了しました。
しまりす屋はこちらから。
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