東京国立博物館「鳥獣戯画―京都高山寺の至宝―」に行ってきました!
鳥獣戯画展にいってきますと、
以前宣言していた通り行って参りましたー!!
第一の感想は
激混み!!!!!!
「鳥獣戯画―京都高山寺の至宝―」に並ぶ列 |
口コミで激混み具合は知っていたのですが、
ばっちり長蛇の列に並んで参りましたー。
今までで体験した中で一番混んでいた六本木のミュシャ展ですが、
とはいえその時は平日だったので、いま思うと序の口だったのかも。
今回は、先輩と一緒にいってきたのですが、
激混み具合を知り、先輩と開場ちょい前に到着する作戦をたて、
日曜のディズニーランドに行く心持ちでいざ出発。
ですが、到着したらもうこの長蛇の列。
看板によると90分待ち。
いい天気の中、お外に並びます。
実際は一時間強でしたが、いきなり体力を持ってかれます。
でも日傘や給水所が用意されていて、素晴らしい心遣いだなーと感動。
列の最後尾に用意されていた展示内容に関連したクロスワードを解きながら待ちます。
「明□上□像…明恵上人像??あきえって誰?」
とか、言っていたら、
鳥獣戯画の残されている高山寺について語る上で
欠かせない人物なのですね。失礼しました!^_^;
※正しくはみょうえしょうにんでございます。
さて。中に入り、
一番メインの展示、甲巻を見ることに。
鳥獣戯画は甲乙丙丁の4巻構成になっています。
甲巻は擬人化された動物。
乙巻は実在・空想上を合わせた動物図譜。
丙巻は前半が人間風俗画、後半が動物戯画。
丁巻は勝負事を中心にした人物画。
甲乙、丙丁で成立の時代は異なります。
鳥獣戯画の魅力はやはり甲巻。
動物のユーモラスな擬人の作品を皆さんやっぱり見たいんでしょうね!
70分待ちです!!!
ほんとにディズニーランド状態です。
今回は待ち時間に解説を聞こうと音声ガイドを借りてみました。
俳優の佐々木蔵之介さんがナビゲーターです。
予習しながら甲巻に近づくのを待ちます。
今回鳥獣戯画は修理を受けています。
丙巻は前半が人物画、後半が動物画という組み合わせなのか疑問が持たれていました。
しかし今回の修理でもとは表裏の両面に描かれていたものを
相剥(あいへぎ)という高度な技術で一枚の紙を二枚に引き剥がし、
つないで一巻に仕立てたものだという新知見が得られたそうです。
作者についても、なぜ高山寺にあるのかも謎が多い鳥獣戯画図。
そのミステリアスさも多くの人を惹き付ける魅力でしょうか?
勉強しているうちに、いよいよ甲巻とご対面。
ケースの中の絵巻物を立ち止まって見ることはできません
前の人に続いて鑑賞するので落ち着かないですが、
やっぱりすごく印象に残ります。
鳥獣戯画の甲巻水浴びの部分 |
展示前期では水浴びする兎と蛙が公開されています。
なんともいえない、ゆるタッチの動物たちが生き生きと描かれています。
火曜からは展示後期に入るので、
この水浴びよりも後半部分が展示される予定です。
そのあと、丙巻の順番待ちも並ぶか悩んだのですが
足の疲れと、もう長野に帰らなくてはいけない時間もあったのとで諦めました。
残念。
他にも高山寺にまつわる展示をみてきました。
かわいいなと思ったのが、子犬の像。
ころころしていて友達の飼っているわんちゃんを思わず連想。
明恵上人の逸話のある「子犬」 |
これは、明恵上人がまだ若いとき。
子犬をまたごうとした際に、
もしかしたらこの子犬は幼くして亡くした両親の生まれ変わりかもしれない
と思い直し、またぐのをやめ、礼をしたという逸話に基づいた像だとか。
(いまいちぴんと来ませんでしたが)
かわいいだけじゃなく明恵上人の教えも込められているのですね!
見ていたらすごく高山寺、いってみたくなりましたー。
いつか必ず行きたいです。
展示を見終えたら、ミュージアムショップに。
その前に撮影コーナーを見つけたので、記念撮影。
鳥獣戯画ポスターの前で記念撮影 |
ミュージアムショップは、グッズ化しやすそうな作品だけに
すごく充実していました。
買ってしまいました!
鳥獣戯画Tシャツ。
買ってしまった鳥獣戯画Tシャツ |
この黒バージョンと黒字に兎がでっかくプリントしあるやつで
すっごい悩んだ末に、これを買ってみました。
デザインの種類もバリエーションがあっていいですね。
お会計のときにスタッフさんが着ている兎がどーんバージョンが
なんかステキで、そっちにしとけばよかったかなーと、ちょっとゆらぎましたが、
いいんです! 私はこのややアメコミ風白バージョンでいきますよ!
平成館を出ると入場のための行列が若干空いていました!
中に入ってからの順番待ちの時間は保証できませんが、
みんな朝イチで入りたい気持ちはおんなじで、
むしろ1時くらいのほうが入場はしやすいのかも…??
最後に、池に設置してある鳥獣戯画の遊び心溢れるパネルと記念撮影。
鳥獣戯画の兎を突き落としてみました |
背中から飛び込むウサギを突き落としている風にしてみました。
調子に乗っております。
でもこの兎、すごい勇気ですよね。
きっとバンジージャンプも背中から飛び降りられるタイプですね。
とにかく満喫してきましたー!
残りの鳥獣戯画展、UV対策を完璧にして、
クロスワードに書き込むための筆記用具を持ってきてくださいね。
会期は 6月7日(日) まで!
おまけ。
上野公園で売っていた、作家さん手作りのシロクマてぬぐい。
かわいい!
上野公園KOMOGOMO展で買った手ぬぐい |
昔から、気に入ったてぬぐいがあると、ついつい買っちゃうんですよね~!
KOMOGOMO展というイベントで作家さんが直接作品を販売していました。
オリジナルのグッズで1000円って安いですよね。
かわいいですー。
しまりす屋はこちらから
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